ゴールデンレトリバーがかかりやすい病気8選|症状・治療費の目安と早期発見のポイント

ゴールデンレトリバーがかかりやすい病気8選|症状・治療費の目安と早期発見のポイント

 

 


 

 

愛犬を飼っている方は、愛犬がかかりやすい病気について調べたことはありますか?私は中学2年生の時に飼っていたゴールデンレトリバーを病気で亡くしました。愛犬が亡くなるまで犬の病気についてほとんど知識がありませんでした。

 

今回はゴールデンレトリバーがかかりやすい病気治療費の目安(病院や個体差により異なります)についてお伝えします。ゴールデンレトリバー以外の愛犬を飼っている方にとっても向き合うべき内容ですので、ぜひ最後までお読みください。

 

 

 

ゴールデンレトリバーの特徴

 

がっちりとした体形・温和な表情・黄金色の毛並みが特徴的な大型犬です。成犬の体重はオスで29?33kg、メスで26?31kg程度になります。ダブルコートのため換毛期には毛がかなり抜けます。性格はおとなしく表情が豊かで、学習能力が高くしつけやすい犬種です。

 

ゴールデンレトリバーがかかりやすい病気8選

 

@ 股関節形成不全

歩く時にふらついたり、おかしな座り方をするのが主な症状です。遺伝的要素が強い病気ですが、栄養管理や運動などの環境も重要です。痛みを和らげ後肢の機能をできる限り改善・維持する治療が中心になります。
治療費の目安:手術・入院込みで約40万円

 

A 悪性リンパ腫

血管系の腫瘍でリンパ球が癌化・増殖し、体の各リンパ節が腫れてきます。癌の中でも抗がん剤療法の効果が研究・確認されており、早期発見できれば予後も期待できます。
治療費の目安:抗がん剤治療で月約7万円

 


 

B 胃拡張・胃捻転

食べ物・液体・ガスの急速な貯留によって胃が拡張しねじれてしまう病気です。胃がねじれることで血流や神経に影響を及ぼしショックを起こすため、治療しなければ急速に死に至る危険な病気です。ゴールデンレトリバーだけでなく、グレートデン・ジャーマンシェパード・シベリアンハスキー・スタンダードプードルなど大型で胸の深い犬種に多く、食後すぐの運動で誘発されやすくなります。
治療費の目安:手術込みで約18万円

 

C 甲状腺機能低下症

甲状腺ホルモンが十分に分泌されなくなる病気です。皮膚の黒ずみ・脱毛・元気がない・疲れやすい・体重増加・体温低下・寒さへの過敏などの症状が現れます。皮膚が厚くなり悲しそうな顔に見える場合もあります。合併症として不妊・筋力低下・神経障害・循環器障害を発症することもあります。
治療費の目安:投薬治療で約10,500円

 

D 三尖弁閉鎖不全症

ゴールデンレトリバーは右心室と右心房を区切る三尖弁が先天的に形成不全を起こすことが多く、発症率が高い病気です。疲れやすくなる・咳が出る・腹水がたまるなどの症状があります。腹水がたまると消化管の活動が低下し嘔吐や食欲不振、横隔膜や肺の圧迫による息苦しさ、脱水・栄養失調などに発展することがあります。
治療費の目安:点滴・処方薬で約2万円

 

E 大動脈弁狭窄

左心室から全身へ血液を送るための大動脈の弁が十分に開かない疾患です。軽度では症状が見られませんが、重度では脱力・虚脱・突然死の危険性があります。運動制限と内科療法が一般的です。
治療費の目安:点滴・処方薬で約2万円

 

 

F 咽頭麻痺

咽頭(鼻腔と口腔から続く空気の入り口)が麻痺する病気で、中齢から高齢の大型犬に多いです。重度になると重篤な呼吸困難を起こし命にかかわります。また呼吸による体温調節ができなくなり熱中症を引き起こす場合もあります。
治療費の目安:手術する場合で約10万円

 

G インスリノーマ

膵臓のβ細胞にできる腫瘍です。インスリンが過剰分泌されて低血糖を引き起こし、長く続くと意識を失ったりけいれん・昏睡状態に陥ったりします。早期発見が難しく転移の可能性が高いため、発覚した時点で悪化・転移していることがほとんどで完治が難しい病気です。治療せずに自宅で余生を過ごさせる選択をとる方も多いです。
我が家の愛犬もこの病気が原因で亡くなりました。5歳という若齢での発症だったため悪化も早く、発症から約3か月で旅立ってしまいました。初期症状はふらつき・けいれん・飲水量の増加でした。亡くなる直前には立てなくなる・フードが飲み込めない・排泄が自分でできなくなるという状態になっていました。

 


 

 

早期発見のために飼い主ができること

 

ゴールデンレトリバーは特に悪性腫瘍で亡くなることが多い犬種と言われています。現在、人間のような腫瘍マーカーは愛犬には使用できませんが、通常の血液検査や画像診断でも腫瘍の早期発見は十分に期待できます。ワクチン接種のついでに血液検査を受けるなど、積極的に定期健診を受けることが愛犬の寿命を少しでも延ばすことにつながります。

 

また、日常生活で愛犬の様子が少しでもおかしい・いつもと違うと感じたら、すぐに動物病院を受診することも大切です。

 

まとめ:大切な愛犬のために知識と観察を

 

この記事のポイント

  • ゴールデンレトリバーは股関節・心臓・悪性腫瘍などさまざまな病気にかかりやすい犬種
  • 胃拡張・胃捻転は食後すぐの運動で誘発されやすく、迅速な対処が必要
  • インスリノーマは早期発見が難しく、若齢での発症は進行が特に早い
  • 定期的な血液検査・画像診断が早期発見に有効
  • 日頃から愛犬をよく観察し、いつもと違う様子があれば早めに動物病院へ
  • 愛犬との時間は有限。日々の思い出をたくさん作ることも大切

 

愛犬が病気と発覚してから、少しでもよい思い出を作ってほしい一心でケアをしていました。早期発見で完治できる病気もあります。大切でかけがえのない愛犬のために、日頃からの観察を怠らないでください。愛犬との思い出をたくさん作ってあげてください。ご覧いただきありがとうございました。

 

 


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