愛犬のてんかん発作との向き合い方|突然の発症から10年の体験談と発作中の対処法3つ

愛犬のてんかん発作との向き合い方|突然の発症から10年の体験談と発作中の対処法3つ

 

 


 

 

てんかんという病気をご存知ですか?てんかんは人間だけでなく、愛犬にも起こり得る病気です。突然発作が始まり、白目を向いて震え、よだれを垂らし、意識がなくなる??初めて目の当たりにした時、誰でもパニックになってしまいます。

 

この記事では、2歳でてんかんを発症した愛犬ハルミとともに10年以上生活してきた家族の体験談と、発作中に実践している対処法3つをお伝えします。

 

 

 

愛犬ハルミの突然のてんかん発症

 

私が愛犬のハルミと出会ったのは、ハルミがまだ産まれて間もない子犬の頃でした。ブリーダーのところへ家族で見に行った際、他のどの子犬にも負けないくらい全身で喜びを表現しながら走り回っていたのがハルミでした。家族全員一致でハルミを迎え入れることになりました。

 

そんなハルミの病気に気づく出来事は突然起こりました。ハルミが2歳になった頃のことです。家族全員がリビングでくつろいでいた時、寝ていたハルミが突然小刻みに震え出したのです。最初は寒いのかと思い毛布をかけましたが、震えはどんどん大きくなり、呼びかけても反応がなくなりました。よだれを垂らし、失禁もしていました。その発作は20分ほど続きました。

 

動物病院を受診して発作の様子を伝えると、ハルミは「てんかん」という病気だとわかりました。それまでの2年間、ハルミはいたって元気でボール遊びと散歩が大好きな愛犬でした。突然の診断に家族全員が悲しみました。

 


 

急な発作でパニックになった体験

 

ある日、家族が全員外出しており私とハルミだけで留守番をしていた時のことです。散歩に行ったり、ぬいぐるみの引っ張り合いをして遊んだり、一緒に昼寝をしながら過ごしていました。

 

夕方になり、離れたところで寝ていたハルミが私のところに近づいてきました。甘えたいのかと思い体を撫でていると、ハルミは小刻みに震え始めました。てんかんだとすぐに気づきましたが、当時まだ幼かった私はどう対応すればいいのかわからずパニックになりました。とりあえずハルミを抱きしめて、発作が止まるのをただ祈っていました。

 

何度経験しても慣れない発作

 

それまでも何度も発作を起こしてきたハルミでしたが、普段は母が必ずそばに寄り添っていました。私もその様子を何度も横で見てきましたが、何度見ても慣れません。

 

腕の中で白目を向いて震えている愛犬を見て、正常な気持ちでいられる飼い主はいないでしょう。発作が何回目であっても、大好きな愛犬のそんな姿を見れば代わってあげたいという気持ちになります。

 

 

犬のてんかんとの付き合い方・発作中の対処法3つ

 

ハルミはどんどん成長して10歳になりました。これまで何度もてんかん発作を起こしてきましたが、今のところそれ以外の病気はなく元気に暮らしています。我が家がてんかん発作の際に実践している対処法を3つお伝えします。

 

発作中の対処法3つ

 

1. バスタオルで包む

発作中は失禁・排便・嘔吐をすることがあります。汚れても平気なできるだけ大きめのバスタオルで包むようにしています。

 

2. なるべく動かさず抱き抱える

発作中の痙攣は小刻みの時も大きく震える時もあります。愛犬自身の意識とは反して痙攣しているため、床に寝かせたままだと床や壁に体を打ちつけて打撲してしまう可能性があります。発作が始まったら必ず抱き抱えるようにしましょう。

 

3. 名前を呼ばない

発作中は意識が薄くなっていますが、完全にないわけではありません。名前を呼ばれると頑張って反応しようとしてしまうことがあるようです。発作中は名前を呼ばず、ただそっとそばにいてあげましょう。

 

発作がおさまったと思っても、しばらくしてから二度目の発作が起こることがあります。完全におさまるまで愛犬のそばを離れないでください。その方が愛犬も安心できます。また発作中に失禁・排便・嘔吐することがあるため、発作が完全におさまったらお風呂に入れてきれいにしてあげましょう。

 

なお、ハルミはてんかん発作が起こる少し前になると自分で察知しているようで、必ず母のところへ向かいます。夜、私と寝ている時でも、発作の直前には必ず起き上がって母のもとへ向かうのです。きっと自分が一番安心できる場所に向かっているのでしょう。

 


 

 

愛犬を飼うということ

 

悲しいことに、この世の中には途中でペットを手放してしまう人がいます。年を取ったから、他のペットを飼いたいから、病気になったから??どんな理由であれ、愛犬を迎え入れた時点でその子はあなたの家族です。最後まで責任を持って育てることは、飼い主としての当然の義務です。

 

あなたと愛犬は運命共同体です。楽しい時もつらい時も、どんな時でもそばにいてあげましょう。最期まで一緒に過ごしてあげましょう。

 

まとめ:愛犬のてんかん発作に備えるために

 

この記事のポイント

  • てんかんは犬にも起こる病気で、突然発症することがある
  • 発作中の対処法3つ:バスタオルで包む・動かさず抱き抱える・名前を呼ばない
  • 発作後も二度目の発作が起こることがあるため、しばらくそばを離れない
  • 発作後はお風呂に入れてきれいにしてあげる
  • 愛犬が発作前に自分でサインを出すことがある。日頃からの観察で変化に気づく
  • どんな病気であっても、最後まで責任を持ってそばにいてあげることが飼い主の務め

 

ご覧いただきありがとうございました。

 

 


page top