日常に起きる犬の怪我3選|膝蓋骨脱臼・目の傷・足の火傷の原因・症状・対策を解説

日常に起きる犬の怪我3選|膝蓋骨脱臼・目の傷・足の火傷の原因・症状・対策を解説

 

 


 

 

犬の怪我は些細なことで起きてしまうものです。人間にとってはたいしたことがないと思っていても、犬にとっては生死に関わる大きな出来事になりかねません。飼い主のちょっとした気遣いひとつで怪我のリスクを大きく減らすことができます。この記事では日常生活で特に起きやすい3つの怪我(膝蓋骨脱臼・目の傷・足の火傷)について解説します。

 

 

膝蓋骨脱臼:原因・グレード・対策

 

膝蓋骨脱臼は特に小型犬に起きやすい怪我です。主な原因はフローリングで足を滑らせることや、ソファなど高さのある場所への飛び乗り・飛び降りによる足への負担です。

 

 

膝蓋骨脱臼のグレード(4段階)

  • グレード1・2:注意喚起程度で、足に負担をかけないよう生活指導を受けるレベルです。
  • グレード3:要注意とされます。痛そうな様子は少ないですが、膝を触るとポキッと何かが抜けるような感覚があります。
  • グレード4以上:愛犬が痛そうな姿を見せます。足をケンケンさせながら歩くようになったら手術の受診を推奨します。他の足への負担も大きくなるため早急な対処が必要です。

 

手術費用はおおよそ15万円程度で、術後の入院も1週間ほど必要なため入院費も別途かかります。費用は病院によって異なるため、信頼のおけるかかりつけ医に相談しましょう。ペット保険の適用になるため、加入しておくことを強くおすすめします。

 

膝蓋骨脱臼の予防策

  • 滑り止め対策:フローリングにはカーペットなど爪が引っかかりやすい滑り止めマットを敷くことが最優先です。ホームセンターで様々なマットを購入できます
  • 簡単なストレッチ・マッサージ:体が柔らかいと怪我をしにくくなります。日々のコミュニケーションを兼ねて少しずつ取り組みましょう
  • 足腰を鍛える:毛布やぬいぐるみで室内の足場を若干不安定にすると足腰を鍛えられます
  • グルコサミン:日々のフードにグルコサミンを混ぜることをおすすめします。動物病院やペットショップで購入でき保険適用での購入も可能です。歯が弱い愛犬には小さくするか粉末にしてフードに混ぜてあげると食べやすいでしょう

 


 

眼球の傷:症状と対処法

 

眼球に傷ができることも日常でよく起きる怪我のひとつです。毛布の中に潜って寝る愛犬の場合、繊維が眼球に当たって傷つくことがあります。また多頭飼いの場合、片方がおもちゃを振り回した際にもう片方の目に当たることも起こりえます。

 

眼球の傷のサインと対処法

目を開けづらそうにしている・片目を閉じている場合はすぐに動物病院を受診してください。診察では特殊な液体を眼球に垂らして傷の場所を確認し、1週間程度の目薬が処方されます。軽傷であれば自然治癒が期待できます。
目は下手をすれば失明につながるため、早めに適切な処置を受けることが重要です。

 

 

足の肉球の火傷:夏の散歩の注意点

 

夏の散歩では肉球の火傷による皮むけに注意が必要です。夏場のアスファルトは太陽光で非常に高温になり、靴を履いている人間には想像しにくいですが、裸足で歩く愛犬にとっては地獄のような暑さです。マンホールの上など卵焼きが焼けるほどの熱さになることもあります。火傷すると愛犬は痛そうに足を引きずります。

 

肉球の火傷を防ぐための対策

  • 犬用の靴・靴下を活用する:ペットショップで多数販売されています。慣れていない愛犬にはいきなり履かせず普段から練習して慣れさせておきましょう
  • 散歩の時間帯を工夫する:日差しの強い時間帯を避け、早朝や日没後に散歩する
  • 地面の温度を確認する:出かける前に手で地面に触れて温度を確かめる

 


 

 

まとめ:愛犬の怪我を防ぐために飼い主ができること

 

この記事のポイント

  • 膝蓋骨脱臼はグレード3以上で要注意。フローリングの滑り止め対策・グルコサミンの活用が有効
  • 眼球の傷は片目を閉じているサインを見逃さず、すぐに動物病院へ
  • 肉球の火傷は夏の散歩に注意。靴・靴下の活用と地面温度の確認を習慣に
  • 何か異常があれば自己判断せず、かかりつけの獣医師にすぐ連絡して適切な処置を受けましょう
  • ペット保険への加入は怪我・病気の備えとして強くおすすめします
  • 日々のコミュニケーション・体重管理・散歩などの運動が怪我予防の土台になります

 

愛犬は嬉しい時・悲しい時・気分が悪い時・痛い時など様々なサインを送ってくれます。その子ならではの仕草や生活パターンを日頃から観察して把握しておくことが、異変の早期発見につながります。大切な家族である愛犬を守るために、日々の小さな気遣いを続けていきましょう。ご覧いただきありがとうございました。

 

 


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