愛犬との別れ、私のペットロス克服方法
15年連れ添った愛犬とのお別れ
はじめまして。
15年連れ添った愛犬が亡くなってから約1年が経ちました。
- 最近愛犬が亡くなった方
- ペットロスでお悩みの方
たくさんいらっしゃいますよね。
私自身もペットロスで長く苦しみました。
愛犬は『大切な家族』。
そして『相棒』です。
私も今までたくさんの愛情を注いできました。
そして愛犬に慕われ、私も成長してきました。
家族だからこそ、大切にしているからこそ、亡くなった時の衝撃や悲しみは大きい。
立ち直るにも時間が必要です。
でも大丈夫。
単刀直入に言います。
ペットロスは克服出来ます。
この記事では、愛犬との別れの実話を元に私のペットロス克服方法をお伝えします。
ペットロスの克服方法
ペットロスの克服方法はいくつかあります。
- とにかくたくさん泣く
- ペット用品を片付ける
- お葬式をしてあげる
- お墓参りに行く
- ペットの写真を飾る
- ペットの一部を形見として残す
- 他のことに取り組んでみる
- 家族や友人に相談してみる
- 新しいペットを迎え入れる
思っていたよりたくさんありませんか?
実際に取り組みやすい事柄を書き上げてみました。
愛犬との別れは必ずやってくる。
必ずやってくるからこそ、覚悟や準備が必要になります。
私自身もこの中からいくつか実践しました。
愛犬と過ごした15年間
私は16年前、一匹のトイプードルと出会います。
ペットショップの端っこでちょこんっと座っていたトイプードル。
すごく可愛かったですよ。
目がクリクリで、ぬいぐるみのようで。
ワンちゃん、やっぱりかわいいですよね。
「この子抱っこしてみない?」
そうペットショップのお姉さんが言いました。
生まれて間もないトイプードルを抱きかかえた時。
『絶対この子がいい!』
直観でそう思いました。
ペットショップのワンちゃんはとても入れ替わりが激しいです。
明日にはいなくなってしまうかも、私はすぐに両親に相談しました。
勿論、ワンちゃんも大事な命なので生半可な気持ちで飼うことは絶対にダメです。
ワンちゃんを飼われている方なら分かりますよね。
両親とよく相談し、飼う許可をもらいました。
そして、待望のワンちゃんが私のお家に。
それから私の愛犬は、私たちの家族の一員として過ごします。
- 一緒にお昼寝したり
- 一緒にお散歩に行ったり
- 一緒にお出かけしたり
いろいろな思い出を積み重ねました。
皆さんも愛犬との思い出、数えきれない程ありますよね。
亡くなるまでの15年間、欠かさずそばに一緒にいた愛犬。
小型犬の年齢で15歳だと、人間では76歳に値します。
また、犬の寿命は10歳から13歳。
15歳はワンちゃんの中でも非常に長生きです。
とても長く私のそばにいてくれました。
愛犬とのお別れの瞬間
私の愛犬とのお別れは急にやってきます。
亡くなる1年前、愛犬が当時14歳だった時のことです。
いつも元気に走り回っている愛犬が自宅の階段を上った瞬間。
階段の上から下に落下したのです。
私は何が起こったのか分かりませんでした。
すぐに駆け寄り抱きかかえると、高い声で鳴きます。
そして、すぐに病院へ。
先生によると白内障を患っており、目が見えない状態である。
今回は階段から落ちたことで足を打撲している、とのこと。
私はひどくショックを受けました。
どうしてはやく気が付かなかったのだろう。
どうしてあの時、階段に柵をしておかなかったのだろう。
それから亡くなるまでの1年間はあっという間に過ぎ去りました。
先生は
「白内障が進行していても老犬なので手術はしないほうが良いでしょう」
と言います。
変に歩かせると転んだりするので散歩にも連れて行けず。
お家でずっと寄り添うことしか出来ません。
変わってあげられるものなら変わってあげたい、悔しい思いをしました。
病死で愛犬との別れを経験したことがある人ならば一度は感じたことがあるでしょう。
そして、亡くなる2週間前、急にご飯を食べなくなり、愛犬は入院することになります。
ご飯を食べなければ栄養が取れないのでワンちゃんは栄養の入った点滴を打ちます。
面会に毎日行きましたが日に日に弱る愛犬を見て涙が出ました。
この時から私のペットロスは始まっていたのかも知れません。
最後は家族に看取られることなく、愛犬は病院で亡くなりました。
もう大切な愛犬はこの世にはいない
その現実だけが私に突き付けられます。
ペットロスの立ち直り方
愛犬が亡くなってからすぐに私は以下のことをしました。
- とにかくたくさん泣く
- お葬式をしてあげる
- ペット用品を片付ける
私の愛犬は病院で亡くなったため、比較的きれいな状態で家に連れて帰ることが出来ました。
自宅で亡くなったワンちゃんの場合、死後硬直が進み、体液や糞尿が出ていることがあります。
そのような場合は体をきれいに拭き取ってあげましょう。
そして、お葬式をしてくださる方が来るまでワンちゃんに寄り添いましょう。
今まで一緒に過ごしてきた思い出を振り返りながら別れを惜しみます。
私はお葬式の方が来るまで半日ほど時間があったのでずっと愛犬のそばにいました。
そして、たくさん泣きました。
- 「自分のせいで愛犬は亡くなったのだ」
- 「もっと長い時間一緒にいてあげればよかった」
- 「私の大切な愛犬はもう一生戻ってくることはない」
このように感じ、自分の感情を押し殺してしまうことで、ペットロスは加速します。
ペットロスから立ち直っている人の多くが、「泣く」ということを我慢していません。
愛犬との別れを惜しみ、思いのままに泣く。
とても大切なことです。
また、きちんとしたお葬式をすることも大切です。
愛犬との思い出を振り返り、
「今までありがとう」
と心の中で伝える。
こうすることで、愛犬が亡くなったという現実を受け止めることが出来ます。
- 「まだ愛犬は生きているのでは?」
- 「ただ寝ているだけでまた起き上がるのでは?」
お葬式をするまで私はこう感じていました。
しかしお葬式でしっかりお別れすることで、気持ちに区切りが付く。
少し前に進むことが出来ます。
さらに、亡くなってからすぐにペット用品をすべて片付けました。
愛犬のものが残っていると気持ちの整理が出来ないと感じたからです。
愛犬の死を悲しむことや悔やむことは大切なことですが、あまり思いつめないように。
いつまでも悩んでいると、亡くなった愛犬も安心して天国に行くことが出来ません。
せっかくならば明るい気持ちで見送りたい、そんな気持ちは私にはありました。
ペット用品を捨てる必要はなく、片付けるだけで結構です。
捨てるのは少し勇気がいるし、すぐには出来ないですよね。
私も愛犬のものを捨てることは出来ず、今でもいくつか形見として持っています。
その形見を見て愛犬を思い出す。
時々思い出してあげるだけでも、愛犬はきっと天国で喜んでくれるでしょう。
こうして私は少しずつペットロスを克服していきました。
まとめ
私は約1年間でペットロスを克服しました。
- 家族や友人に相談してみる
- 他のことに取り組んでみる
愛犬が亡くなって暫く経ってから、この2つをしました。
そして、私の両親に相談したところ、新しいワンちゃんを迎えよう、となり。
1年後の今現在、新しいワンちゃんがお家にいます。
新しいワンちゃんを迎え入れることもペットロスの緩和になります。
新しいワンちゃんを飼ってもいいの?
前のワンちゃんが悲しまない?
こんな事を思う方がいるでしょう。
大丈夫です。
家族が喜ぶ姿を見る。
それが愛犬にとっては一番うれしいことなのです。
今でも、亡くなった愛犬の写真は飾っています。
そして愛犬の好きだったおやつを一緒にお供えしたりも。
楽しかった思い出や嬉しかった思い出を時々振り返るだけでも喜びます。
長くをともにした愛犬だからこそ、感謝の気持ちを込めて、きちんとさよならしましょう。
これが、私と愛犬との別れ、ペットロスの克服方法です。
ご購読ありがとうございました。
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