愛犬ミニチュアダックスフント、トイレのしつけが1番大変?おしっこを吸ったシートを使い大成功
●愛犬ミニチュアダックスフントのしつけはじめに
私たち夫婦は、コロナ禍真っ只中のときにペットショップで一目惚れした5ヶ月のミニチュアダックスフントの男の子を迎えました。
名前はむぎと名付けて、夫婦とむぎで幸せに暮らしています。
5ヶ月というと、ペットショップで迎える子犬にしては大きいようでした。
言い方を変えると、5ヶ月までまったくしつけがされていなかったので、しつけを1からするのはとても大変でした。
試行錯誤しながらむぎに合ったしつけをして、今ではとてもいい子になっているので我が家のしつけの方法がどなたかの参考になれば幸いです。
●第1章 大苦戦!トイレのしつけ
しつけで一番大変だったのは、トイレのしつけです。
5ヶ月までまったくトイレのしつけをされていなかったので、どこでもトイレはしますし、食糞もありました。
室内犬として飼うことになっていたので、トイレはペットトレーのもとでしてほしいものです。
しかし、ペットトレーがトイレだとはわからず、ケージの中にペットトレーやベッドも入れていましたがペットトレーの上で寝ていることもありました。
家中のいろいろなところでトイレをしてしまうむぎ。
トイレをしてしまった場所にトイレシートや、ペットトレーを置きましたが、トイレと認識できないようでした。
床に臭いが残るとそこにまたしてしまうので、消臭スプレーもしましたが、効果はありませんでした。
今は夫婦のベッドで一緒に寝ているむぎですが、飼いはじめたときにはケージで寝させていました。
犬は寝床の近くではトイレをしないとネットで見たのです。
そこで寝るときはベッドで一緒に寝るようにして、ケージをトイレと教えることにしました。
私が在宅勤務ではあっても、共働きなので、むぎのトイレのタイミングをずっと見ておくことは出来ません。
そこで、むぎのおしっこを吸ったトイレシートを切ってペットトレーに入れてそこがトイレだと教えることにしました。
この方法でむぎはトイレと覚えることが出来たのです。
●第2章 しつけで覚えたことを継続するために
トイレを教えることに成功しましたが、むぎは気まぐれのようで出来る日もあれば失敗する日もあったのです。
出来たら褒めるようにはしましたが、それもあまり効果がないようで失敗もありました。
「むぎはメリットがないとしないんじゃないの?」
と旦那が言った一言で、トイレが成功したらおやつをあげてみました。
メリットがあると、やはり出来るものなのです。
おやつをあげるようになってからは、むぎは今まで悩んでいたことが何だったのかと思うほど出来るようになりました。
おやつがないとトイレが出来ないのかと思うかもしれませんが、今は起きていて家にいるときはトイレが出来たら
「ワン」
と吠えて教えてくれるのでご褒美のおやつをあげます。
しかし、留守番中や就寝中は起こすことなくきちんと出来ているのです。
トイレを片付けるときには来るので、おやつをあげています。
この方法はネットで調べてみると賛否両論のようですが、むぎに合っている方法なので継続しています。
●第3章 わざを教える
お手やお座り、おかわりなどのわざを教えるのもとても苦労しました。
お座りは、しているときに
「お座りね」
と声をかけておやつで覚えることがすぐ出来ました。
お手は、なかなか覚えられなかったのです。
「お手」
と声をかけながら、前足を私の手に持っていき置きますがいざ
「お手」
声をかけてもできないのです。
そこで、むぎの大好きなおやつを握ると前足を手に持ってくることを発見したのです。
「お手」
と声をかけて、前足を手に持っていくことが出来たら、手を開いておやつをあげました。
そうすると、悩んでいたのが嘘のようにスッと出来たのです。
とりあえず教えたいわざはあとは、おかわりです。
本来のおかわりはお手を左の前足でするのですが、むぎは左の前足は出ないのです。
左の前足の側に手を持っていき
「おかわり」
と言っても、むぎはなんとまわって右の前足でするのです。
そう、通常のお手なのです。
「おかわり」
と言って、繰り返し左の前足をトントンと触って根気強く繰り返すと、2週間くらいでおかわりをするようになりました。
根気強く繰り返してやっとです。
●第4章 待てない犬に待てを教える
ミニチュアダックスフントのむぎの場合は、何もないときには待てはできるのです。
これについては、飼いはじめからなぜか出来ていたのです。
待てと言うと、おすわりをして首を傾げて見つめてきます。
それでおやつをあげていたので、待てというとおすわりをして首を傾げるのです。
ここまでがセットなんです。
ただ、おやつやおもちゃを持っているときには、興奮して吠えてしまい、待てなかったです。
「待て」
といって、待てるまでおやつはあげないのですが、その間
「ウー」
と唸っています。
唸ってても待てていたらいいかと妥協してしまったので、いまだに唸りますがなんとか待てる感じです。
一方で旦那は、おやつを一旦あげてとりあえず落ち着かせてから、待てをして出来たらまたおやつをあげていたのです。
私と旦那でやり方が違っていたので、むぎも混乱してしまったんだと思います。
ここは反省点です。
夫婦でやりかたを統一していなかったので、旦那は先にとりあえずあげる、私は出来るまであげなかったので、むぎの唸る癖を逆につけてしまったのかもしれません。
それから、私も旦那と同じやり方に統一して、しばらくするととりあえずおやつがもらえることがわかったのか、むぎは唸らなくなっていました。
●第5章 吠え癖を直すには?
ミニチュアダックスフントのむぎは、インターホンや他人、ほかの犬に向かって吠える癖があります。
これは、私たちの反省すべきところでもあり、世間の流れによってしかたないところもあるのかもしれません。
飼いはじめは緊急事態宣言真っ只中で、外出自粛の世の中で成犬になるまでは、私たち夫婦だけの人間しか接していませんし、他の犬にも会ったことはないくらいでした。
夫の両親は亡くなっており、私の実家も県外でなかなか帰省もありません。
また、夫婦そろってインドアなのもあり職場の人くらいしか近くに知り合いはいません。
そのため、むぎは他人と接することなく成長しました。
飼いはじめからいろんな人や、他の犬と接する機会があれば少しは違ったのかもしれないですが、すでに遅いのです。
むぎは基本的に怖がりです。
ドッグランに連れていって、他の犬がいても追いかけられて逃げて、飼い主に抱っこしてもらい下りなくなってしまいます。
散歩で他の犬がいたら、吠えられたら吠えてしまうんです。
むぎは家にいてインターホンが鳴り人が来たときは吠えまくりです。
ワクチンに行ったときに動物病院で相談してみると、
「ご主人様を守らなきゃと思っているんですよ」
と言われました。
確かにインターホンが鳴らなければ、吠えることは家の中ではないのです。
むぎはいまだに吠えてしまうのですが、小さい時期から人や他の犬に慣らしておくことが大切なんだと思います。
飼いはじめから、インターホンが鳴ると吠えずに待てたらおやつをあげるなどしっかり教えておけばよかったなと後悔しています。
もう一つ、むぎは去勢をしていません。
多頭飼いをするつもりもなかったですし、去勢したところで防げる病気も限られています。
マーキングをするという行為もなく特に困ったことはなかったですし、去勢も手術なので人間の我が儘で麻酔をかけて痛い思いをさせるのも、というのが私たち夫婦の考えでした。
去勢のことについては、いろいろな考え方があると思うのです。
どちらを選んでも間違えではないと思います。
去勢していない犬というのは、男の子はとくに縄張り意識が強いようです。
そのため、
インターホン=人が来た
ということがわかるので吠えてしまうそうです。
むぎははじめは吠えますが、友人や家族などが来て家の中に入ってしばらくすると慣れて吠えなくなります。
インターホンが鳴る度に、吠えますが待てをして、私が対応している間待たせておいて、終わったらおやつをあげるようにすると少しずつですが吠えまくりの状態から、落ち着いて来ています。
今後もむぎには吠えないように、インターホンが鳴る度に地道に教えていくつもりです。
●ミニチュアダックスフントのしつけおわりに
我が家のミニチュアダックスフントむぎは室内で飼っているので、トイレと最低限人に迷惑をかけないことを教えてきました。
今まで教えて来たしつけは最低限かもしれません。
むぎのペースや性格に合わせてしつけをしてきたつもりです。
根気よく、一度にし過ぎないことも大切なのかもしれません。
むぎはメリットがないとしないような性格なので、おやつで教えていますがこの方法は賛否両論あると思います。
むぎはこの方法でやりましたが、他のわんちゃんには合わないかもしれません。
ですがどなたかの参考になれば幸いです。
ご購読ありがとうございました。
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