ミニチュアダックスフンド「むぎ」のしつけ体験談|トイレ・お手・待て・吠え癖の試行錯誤と成功法
私たち夫婦は、コロナ禍にペットショップで一目惚れした生後5ヶ月のミニチュアダックスフンドのオスを迎え入れました。名前はむぎと名付け、夫婦とむぎで幸せに暮らしています。
生後5ヶ月というと、ペットショップで迎える子犬にしては月齢が高めでした。言い方を変えると、5ヶ月までまったくしつけがされていなかったため、1からしつけをするのはとても大変でした。試行錯誤しながらむぎに合ったしつけを続け、今ではとてもよい子に育っています。我が家のしつけ方法がどなたかの参考になれば幸いです。

大苦戦!トイレのしつけ
しつけで一番大変だったのはトイレのしつけです。5ヶ月までまったくトイレのしつけがされていなかったため、どこでもトイレをしますし、食糞もありました。
室内犬として飼育することになっていたので、ペットトレーの上でトイレをしてほしいところでしたが、ペットトレーがトイレだとわからず、ケージの中でペットトレーの上に寝ていることもありました。家のさまざまな場所でトイレをしてしまうむぎに、トイレシートやペットトレーを置いてもトイレと認識できない様子でした。
床に臭いが残るとそこにまたしてしまうため消臭スプレーも試しましたが効果はありませんでした。
成功した方法:排泄済みシートをトレーに入れる
愛犬は寝床の近くではトイレをしないため、就寝時はベッドで一緒に寝るようにして、ケージをトイレ場所として教えることにしました。そしてむぎのおしっこを吸ったトイレシートを切ってペットトレーに入れ、そこがトイレだと教えました。この方法でむぎはトイレの場所を覚えることができました。
しつけを継続させるための工夫
トイレを教えることに成功しましたが、むぎは気まぐれで成功する日もあれば失敗する日もありました。褒めるだけではあまり効果がないようで、夫の「むぎはメリットがないとしないんじゃないの?」という一言でトイレが成功したらおやつをあげるようにしました。
おやつをあげるようになってから、むぎは驚くほど上手にトイレができるようになりました。今では起きている時間に在宅していれば、トイレが成功すると「ワン」と吠えて教えてくれるのでご褒美のおやつをあげています。留守番中や就寝中は起こすことなくきちんとできています。
この方法はネットで調べると賛否両論のようですが、むぎに合っている方法なので継続しています。

お手・おかわりを教える
お手・おすわり・おかわりなどを教えるのもとても苦労しました。
おすわりは、自然にしている時に「おすわりね」と声をかけながらおやつで比較的すぐ覚えられました。しかしお手はなかなか覚えられませんでした。
そこで、むぎの大好きなおやつを手に握ると前足を手に乗せてくることを発見しました。「お手」と声をかけて前足を置くことができたら手を開いておやつをあげると、悩んでいたのが嘘のようにすんなりできるようになりました。
おかわりは本来左の前足を出すものですが、むぎは左の前足が出ませんでした。左側に手を持っていって「おかわり」と言っても、むぎはまわって右の前足で出すのです。「おかわり」と言いながら根気強く左の前足をトントンと触り続けると、2週間ほどでおかわりができるようになりました。根気強く繰り返すことがいかに大切かを実感しました。
待てないむぎに待てを教える
むぎの場合、何もない時の待ては飼いはじめからなぜかできていました。待てと言うとおすわりをして首を傾けて見つめてくるのが定番の反応です。
ただ、おやつやおもちゃを持っている時には興奮して吠えてしまい待てができませんでした。できるまであげないでいると「ウー」と唸り続けました。唸ってでも待てていればいいかと妥協してしまったため、いまだに唸りますが何とか待てる状態です。
反省点:夫婦でやり方を統一することの重要性
私はできるまでおやつをあげない方針でしたが、夫はおやつを一旦あげて落ち着かせてから待てをさせる方針でした。夫婦でやり方が違っていたためむぎも混乱してしまったのだと思います。その後私も夫と同じやり方に統一したところ、むぎは唸らなくなっていました。家族間でしつけのやり方を統一することは非常に重要です。
吠え癖を直すには
むぎはインターホン・他人・他の愛犬に向かって吠える癖があります。飼いはじめが緊急事態宣言中で外出自粛の世の中だったため、成犬になるまで私たち夫婦以外の人間にも他の愛犬にもほとんど接したことがありませんでした。そのためむぎは他人に慣れないまま成長しました。
むぎは基本的に怖がりです。ドッグランに連れていっても他の愛犬に追いかけられて逃げ、飼い主に抱っこしてもらうと下りなくなってしまいます。動物病院で相談すると「飼い主様を守らなきゃと思っているんですよ」と言われました。確かにインターホンが鳴らなければ、家の中で吠えることはないのです。
インターホンへの吠えに対する現在の取り組み
インターホンが鳴るたびに待てをさせて、私が対応している間待たせておき、終わったらおやつをあげるようにしています。少しずつですが吠えまくりの状態から落ち着いてきています。飼いはじめから人や他の愛犬に慣らしておくこと、インターホンが鳴っても吠えずに待てたらおやつをあげるなど早めに教えておけばよかったと後悔しています。
なお、むぎは去勢をしていません。多頭飼いをするつもりもなく、去勢も手術である以上麻酔をかけて痛い思いをさせることへの抵抗が私たち夫婦の考えでした。去勢については様々な考え方があり、どちらを選んでも間違いではないと思います。去勢していないオスは縄張り意識が強くなりやすく、インターホンへの反応もその影響があるようです。
まとめ:むぎのしつけから学んだこと
この記事のポイント
- トイレのしつけは排泄済みシートをトレーに入れる方法が効果的だった
- おやつをご褒美にすることで継続的にトイレを成功させられるようになった
- おやつを手に握ることでお手を教えるきっかけが生まれた
- 家族間でしつけのやり方を統一することが混乱を防ぐために必須
- 社会化期に人や他の愛犬に慣れさせておくことが吠え癖の予防につながる
- 愛犬のペースや性格に合わせて根気よく一度にしすぎないことが大切
我が家のミニチュアダックスフンド「むぎ」は室内飼育なので、トイレと最低限人に迷惑をかけないことを中心にしつけをしてきました。むぎのペースと性格に合わせた方法で、根気よく続けることが何より大切だと実感しています。他の愛犬には合わないかもしれませんが、どなたかの参考になれば幸いです。ご覧いただきありがとうございました。