愛犬にしつけをする時におやつはあげて良いの?あげない方が良いの?

愛犬にしつけをする時におやつはあげて良いの?あげない方が良いの?


 

1 愛犬にしつけ必要なの?

 

そもそも、愛犬しつけって必要なの?
伸び伸び過ごしてくれれば良いという飼い主さんもいることでしょう。

 

ですがしつけは愛犬にとっても、飼い主さんにとっても大切です。
ではなぜ、しつけは必要なのか?。

 

愛犬を飼ってまず初めにトイレのしつけは皆さんが当たり前のように教えたいことですね。
ですが、トイレ以外のしつけも教えたいところ、、、。

 

  1. 「sit」
  2. 「down」
  3. 「stop」
  4. 「come」

 

など危険から身を守るためや危害を加えてしまわないためにも、上記のしつけは覚えさせたいもの。
しつけをきちんと飼い主がしていないせいで、犬が問題行動を起こしてしまい、手に負えなくなってから、どうしよう?

 

と焦ったり、どうしようもないまま暮らしていることもあります。
そういう飼い主さんは大体愛犬のせいにする人が多いですが、犬の問題行動は飼い主さんの問題です。

 

 

しつけが出来ていないペットは他者に吠えて噛みつこうとしたり、飛びついてしまったりしてしまう危険性があるため、ドッグランなどの公共の場で外に出すことも難しくなり、他の愛犬と会わない時間にしか散歩が出来ないなどと、飼い主さんへの負担も多く掛かります。

 

逆にいうと、しつけがきちんと出来ている愛犬は飼い主さんとの信頼関係もあるため安心して外に出かけられるため、しつけが出来ていない愛犬よりもはるかに負担が少ないです。

 

飼い主が愛犬の生活スタイルに合わせると主従関係が崩れてしまい、他者や他の愛犬だけではなく、飼い主さん自身にも噛みつこうとしたり吠えてしまったりするようになってしまうことがあります。

 

それは愛犬からしてみれば主従関係上、自分のほうが上で飼い主さんを下に見てしまっているからそのようなことが起きてしまっているだけであって、愛犬が飼い主さんを困らせてやろう!
と思ってしているだけではありません。

 

愛犬を飼い主の生活スタイルに合わせるようにしつけるときちんと犬も主従関係を理解するため問題行動も起こりづらくなります。

 

愛犬を飼い始めると可愛くて仕方なくて、なんでも許してあげたくなってしまう気持ちはどの飼い主さんにもありますが、その気持ちに負けてしまうのか、可愛いのとしつけは別ときちんと自重出来るのかによって変わってきてしまいます。

 

自重出来ないと、パワーバランスが崩れてしまい困ったことになってしまいます。
そうならない為にもしっかりとしつけたいですね。

 

もしペットのしつけに不安がある場合はドッグトレーナーのところに通う、預けるなど、放置せずに早めに対処することが大切です。
今は全国的に訓練士さんが経営されているお店が展開されています。

 

なのでしつけできなかったとかちょっと通えなくて、、、とかは、飼い主さんの甘えなだけです。
しつけをするのは飼い主の社会的義務だと思います。

 

そういえども、実際しつけを始めると苦戦の連続。
覚えさせようとしてもなかなか、しつけが難しく悩んでしまうものです、、、。

 

最初から訓練士のところに通うと言うのもありですが、実際にそうされる方は少ないです。
やはり、お金も時間もかかってしまう為です。

 

自分でしつけるにはどうしたら良いのだろう?
と悩みながらしつけることもたいせつだとおもいます。

 

一般家庭のお家で愛犬をしつける時、どのように集中力を保たせているのでしょうか?

 


 

2 しつけにおやつはいいの?悪いの?

 

しつけをする時に出来るだけ楽に覚えてもらうために餌やおやつを使っている方多くないですか!?
おやつを使うと、愛犬もやる気を出してくれて、楽に覚えてくれます。

 

しかし実際に覚えてくれた後、おやつ無しではいうことをきかないということになることも多いです。
そこで今度はおやつ無しでもいうことを聞いてくれるように、しつけ直そうとしつけ直している方もいらっしゃいますね。

 

2回しつけるくらいなら最初からおやつなしで覚えて欲しい、、。
また集中力を長引かせようとし、おやつの与え過ぎで肥満気味になってしまうことも多々ありますね、、、。

 

これだけ聞いていると、おやつって良くないだけじゃない?
となってしまいますね。

 

しかしおやつ自体は悪いものではありません。
歯磨きガムや食事補助などという健康補助おやつもあり、そういったものを効率的に使うことはとても良いと思います。

 

しかしボーロやクッキーなど普段からのしつけや、可愛いからついついあげてしまうといった与え方は危険です。
愛犬のカロリーや体重調整は飼い主さんの義務です。

 

なので、おやつをあげてもその分運動するとか、あげ過ぎないことが大事です。
しつけもおやつに頼り過ぎないで、1回のしつけ時間を無理におやつを使って長引かせようとするのではなく、愛犬自身の集中力の時間に合わせてしつけをすることが大切です。

 

1回のしつけ時間を5分ほどで区切り、それを1日5回に分けてするなど工夫をすることで愛犬も嫌な気持ちにならずにしつけが出来ることでしょう。
しつけにおやつを使うことは悪くは無いですが、集中力を、伸ばす為に必要以上におやつを与えることが良くないですね。

 

 

3 結局しつけにおやつはいる?いらない?

 

結論から言うと、おやつはなくてもしつけは出来ます。
ですがおやつそのものが悪いわけではないので、おやつに頼り過ぎずにしつけをすることが大切です。

 

最初はsitなどの形に座らせてsitと声を掛けてご褒美としておやつをあげるというしつけ方でも問題はありませんが、それがなんとなく形になってきたら、3回に1回ぐらいの割合でおやつではなく

 

「良い子」

 

 

「good」

 

などの声がけだけに変えるなどのことが必要になってきます。
芸ができたらおやつをもらえると完全に認識してしまう前におやつ抜きでも芸ができるようにした方がいいと思われます。

 

また上記のようにおやつを使うしつけではなく、おやつなしでしつける場合は、少し時間が掛かってしまいますが、初めからsitと声をかけながら座らせてそのままご褒美ではなく

 

「良い子」

 

「good」

 

と声を掛けてあげましょう。
やはりおやつを使うとおやつなしの時より集中力の時間が伸びるという利点もあります。

 

その家庭によって1日に短時間を分けて教えることが難しいと言う家庭には、おやつを使うことは有効的ではあります。
もしもう少し時間がある家庭なら、おやつ無しで最初から教えてあげたほうが今日おやつ忘れちゃった、、、

 

とかになった時でも愛犬は飼い主さんの良い子やgoodに反応してくれるので、おやつなしでおしえてあげた方が良いのでは?
と思います。

 

またおやつ無しでしつける際は大袈裟じゃない?
と言うくらい

 

これでもか!?
と言うぐらい物凄く褒めてあげてください。

 

普段のようにおいでーと近寄ってきて可愛いね!

 

と撫でるようなものではなく目一杯愛情表現をしてあげることが大切です。
愛犬も最初は、褒められてることに対してあまりよく分かっていないということもありますが、段々これは褒められていると認識し、認識することでさらに愛犬自身も嬉しくなります。

 

すると芸を覚えたら褒めてくれる!
と言う認識に変わります。

 

そうなってもらう為にも、大袈裟なぐらい褒めてあげてくださいね!

 


 

4 しつけにおやつは必要か?結論

 

犬には芸(ごろん、バーン)などと言うは必要ないと思いますが、しつけ(sit,stay,down,stop)などは必要です。
犬にも犬社会があり、それに馴染めるようにしてあげる、人間社会に馴染んでもらう為にもしつけは必要です。

 

そしてそのしつけ方法はおやつをあげてもあげなくてもしつけられます。
もしおやつをあげるのならば、そのおやつの量をあげ過ぎないように気をつけてくださいね。

 

ご購読ありがとうございました。

 

今回のお話「愛犬にしつけをする時におやつはあげて良いの?あげない方が良いの?」の続き記事へ

 

 


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