犬の噛み癖・無駄吠え・粗相の問題行動を改善する方法|原因別の対処法を解説

犬の噛み癖・無駄吠え・粗相の問題行動を改善する方法|原因別の対処法を解説

 

 


 

 

愛犬の問題行動には、噛み癖・無駄吠え・トイレの粗相の増加などがあります。これらには必ず原因があります。原因を把握せずにきつく叱るだけでは改善しません。この記事では原因別の対処法をわかりやすく解説します。

 

 

トイレの粗相が増えた・失敗が増えた原因

 

トイレトレーニングがうまくいっていた愛犬が突然失敗を繰り返したり、わざと別の場所で排泄するなどの問題行動が見られることがあります。排泄物は臭いや汚れの原因になるため非常に困りますが、まずなぜ失敗が増えたのか原因を考えることが大事です。

 

粗相・トイレ失敗が増える主な原因

  • 環境の変化:引っ越し・家族構成の変化・部屋の模様替えなど
  • 分離不安症:飼い主の姿が見えなくなると強い不安・ストレスを感じる
  • マーキング:未去勢・未避妊の場合は縄張りを主張するための行動
  • 発情期
  • 泌尿器系の病気:膀胱炎・結石症など(血尿などの異常がある場合は動物病院へ)
  • トイレの設置場所:落ち着かない・遠すぎる・わかりにくい場所に置いている

 

血尿などの異常が見られる場合は泌尿器系の病気の可能性があるため、動物病院で検査・診察を受けましょう。病気であれば治療で改善しますし、去勢・避妊手術でマーキングを減らすことができます。愛犬の世話が十分かどうかを見直したり、トイレの場所を変えることも大切です。

 

 

粗相・マーキングの改善アドバイス

 

去勢・避妊手術をしていない愛犬は自分のなわばりを主張するために、トイレの場所がわかっていてもわざと別の場所にスプレーをすることがあります。マーキングで悩んでいる場合は去勢・避妊手術で改善するケースが多いため、獣医師に相談しましょう。繁殖を望まない場合は生後半年以上を過ぎたら早めに手術を行うことでマーキングを防ぐ効果があります。

 

神経質で恐怖心を感じやすい愛犬は、留守中の雷・工事音・知らない人の訪問などでストレスを抱えてトイレを失敗することがあります。長時間外出する場合は、ペットシッターや家族に来てもらうことで不安を軽減できます。

 

逆に飼い主が忙しすぎてかまってあげる時間が短くなると、不満やストレスから反抗的にトイレ以外の場所で排泄することがあります。愛犬との接し方を見直したり、静かな場所にトイレを移動させることで改善するケースが多いです。

 


 

噛み癖の原因

 

噛み癖は飼い主の悩みとして非常に多い問題行動の一つです。子犬の歯が生え変わる時期に甘噛みをすることは自然なことですが、飼い主が甘噛みを許してしまうと成犬になってからも噛み癖が定着してしまうことがあります。

 

噛み癖があると家族が怪我をしたり、ソファ・衣類・家具がボロボロになったり、散歩中に他の人や愛犬を噛んでしまう危険性があります。早めにしつけで改善しておくことが重要です。

 

噛み癖のある愛犬には優先性・所有欲が高いという性格的な傾向もあります。お気に入りのおもちゃや場所を取られると噛んでしまうケースも多く、自己中心的な性格を放置すると後で困ることが増えるため、早めにしつけ教室などで対処しましょう。

 

 

噛み癖の改善方法

 

噛み癖がなかなか改善しない時は口かせや電気首輪をつける方法もありますが、愛犬の体に負担がかかるためなるべく避けたい飼い主が多いでしょう。まずは以下の方法を試してみてください。

 

噛み癖の改善に効果的な方法

  • 噛まれたらその場を離れる:愛犬は学習能力が高いため、噛んだ時に反応するとかまってもらえたと学習してしまいます。噛まれた時は「痛い」「ダメ」と言いその場を離れ、かまわないようにすることで改善するケースが多いです
  • 歯磨きガム・おもちゃを与える:歯磨きガムやおもちゃを与えて噛ませることで噛み癖が改善することがあります
  • 専用フードを試す:噛み癖改善用の専用フードには心身を安定させる成分が含まれており、根気よく与えることで改善することがあります
  • しつけ教室に通う:動物病院が定期的にしつけ教室を開催していることがあります。なかなか改善しない場合はトレーニングを受けることが有効です
  • 子犬の頃から甘噛みを許さない:甘噛みをしたら「痛い」と言い、噛まないように早い段階からしつけることが最も重要です

 


 

 

無駄吠えの原因と改善方法

 

無駄吠えは騒音の原因となり、近隣トラブルに発展することもあるため早めに対処が必要です。

 

無駄吠えの主な原因

  • 知らない人が訪れた・大きな音を聞いた時の不安・恐怖
  • かまってもらえない・おやつをもらえないなど欲求不満
  • 高齢の愛犬の場合は認知機能の低下が原因で無駄吠えが増えることがあります

 

無駄吠えをした時に欲求を満たしてあげると学習してしまうため、なるべくかまわずその場を離れることが大切です。

 

生後4週から12週ごろの社会化期に散歩に連れていき、人や他の愛犬・外の音に慣れさせることで恐怖心・不安を軽減して無駄吠えを減らすことができます。

 

高齢による認知機能・視力・体力の衰えが原因の場合は、動物病院の獣医師に内服薬・サプリメントなどを処方してもらうことで改善することがあります。なかなか改善しない場合はしつけ教室でトレーニングを受けることも有効です。

 

まとめ:犬の問題行動は原因を知ることが改善の第一歩

 

この記事のポイント

  • 粗相・トイレ失敗は環境変化・分離不安・マーキング・病気など原因が多岐にわたる。まず原因を特定する
  • マーキングは去勢・避妊手術で改善するケースが多い。早めに獣医師に相談を
  • 噛み癖は子犬の頃から甘噛みを許さないことが最大の予防策
  • 噛み癖の改善には、噛まれたら場を離れる・歯磨きガム・おもちゃ・しつけ教室が有効
  • 無駄吠えは社会化期に外の刺激に慣れさせることで予防できる
  • 高齢の愛犬の問題行動は認知機能低下が原因のこともあるため動物病院に相談する
  • 改善しない場合は動物病院のしつけ教室やドッグトレーナーへの相談を検討する

 

子犬の頃からきちんとしつけをしておくことで問題行動を減らすことができます。静かな場所にトイレを置く・こまめに掃除をするなど環境面も見直しながら、愛犬に合った方法で根気よく取り組みましょう。ご覧いただきありがとうございました。

 

 


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