人間の赤ちゃんとうちの犬の関係

犬の習性、その3

人間の赤ちゃんとうちの犬の関係

 

スペース1

 

我が子?妹?それともライバル?犬の本心は?

 

よくテレビで見られる、赤ちゃんと犬のほっこり仲良し動画。
癒されますよねーーー。

 

赤ちゃんが泣いてると、ワンちゃんがペロペロしてあげたり。
ワンちゃんが、赤ちゃんを守るように抱いて一緒に眠ってたり。

 

果たして、どのワンちゃんも赤ちゃんに優しいのでしょうか?
我が子のように可愛がってくれるのでしょうか?

 

いつも疑問に思っていました。
特に、うちの犬はどうなのかしら?と。

 

ですが、そんな疑問を解消できる時がやってきました。
私に女の子の赤ちゃんが生まれました。

 

果たしてうちの犬は、癒し動画のように私の赤ちゃんを愛でてくれるのでしょうか?
それとも無関心?はたまた対抗意識を燃やすのか!?

 

これは、私の赤ちゃんが生まれてからの、4年間のお話です。

 

 

犬を知らない旦那さんの不安

 

私が出産する時、うちの犬は14歳でした。
年齢的にはおじいちゃんの立場ですね(笑)

 

まず、うちの犬の性格ですが、まぁ荒い。。。
特に父に対しては、吠えるは噛むわのめちゃくちゃでした。

 

うちは旦那さんがマスオさんで、私の実家に同居してくれています。
そんなうちの犬と暮らすうちに、旦那さんは

 

「赤ちゃん大丈夫かな、、、」

 

と、心配してました。

 

「大丈夫大丈夫」

 

と、私はいつも楽観的。
でも、これにはちゃんと理由がありました。

 

うちの犬は、賢くはないけど、頭がいい犬でした。
完全に空気を読んでたし、いい意味でも悪い意味でも、人を見分けてました。

 

うちに私の友人が遊びにきても、犬好きにはすぐに懐き、怖がってる人にはこれでもかと言わんばかりに、吠えまくってました。
そして、子供。

 

子供には何にもしません。
吠えることはもちろん、遠くから尻尾を振るだけで、自らは近寄りませんでした。

 

そして、子供が近寄ってきて触れても、大人しくしていました。

 

「知らない人物に触れられて大人しい」

 

これは、うちの家族には信じられない光景でした。
もちろんこれが大人なら、近づいてきた時点で猛獣のように唸ってますから。

 

なので、私はこの

 

「子供に何もしない」

 

光景を何度も見てきたので、赤ちゃんが産まれても絶対何もしない。
と、自信があったのです。

 

スペース2

 

なんだ君は!?

 

旦那さんの不安は解決しないまま、私は予定日通り女の子を無事に出産。
1週間の入院期間を経て、母子ともに健康で、お家へ帰る日がやってきました。

 

さあ、犬は一体どんな反応を見せるのでしょうか?
いよいよお家へ到着して玄関を開けました。

 

いつも通り、満面の笑みとちぎれそうなほどに尻尾を振って、出迎えてくれる犬。
そして、私が抱いてるお包みの赤ちゃんに早速興味しんしんです。

 

いつもは、食べ物以外興味を出さないのに、やっぱり赤ちゃん特有の匂いがしたのでしょうか。
それとも知らない人間の匂いだと思ったのか。

 

でも、やはり吠えません。
しきりに中を覗き込もうとして、鼻をクンクンと鳴らしています。

 

部屋に入り、ゆりかごの中に赤ちゃんを寝かせて、犬を抱っこしました。

 

「ほーら赤ちゃんだよ、この子のお兄ちゃんになるんだよ!優しくしてあげてね」

 

と犬に話しかけながら、赤ちゃんを見せてあげました。
すると犬は、じーーーーっと赤ちゃんを見つめていました。

 

ただひたすらじーーーーっと(笑)
まさに、

 

「なんだ君は!!??」

 

の心境だったと思います。
そしてこの日から、犬と赤ちゃんの同居生活がスタートしたのです。

 

興味がないフリしてる?

 

その後、思っていたより、犬は赤ちゃんに興味を示さないように感じました。
最初のうちは、赤ちゃんの泣き声にも反応して、

 

「なんだ?なんだ?」

 

と、オロオロとしていましたが、それも2、3日。
そのうち赤ちゃんが泣いても、ちょっと顔をあげるくらいで

 

「またか」

 

って感じで無関心でした。
私たちが抱っこしていても、寄ってくるわけでもなく、近くに連れて行っても、ペロペロとする訳でもなく。

 

やっぱり、赤ちゃんに家族を取られた感じで、拗ねてるのかな?
とも思いましたが、やさぐれてる様子でもなく(笑)

 

本当に、ただただ、興味なし!って感じで、ちょっとがっかりでした。
そのうち赤ちゃんの首もすわり、床に布団などを敷いてゴロゴロさせるようになりました。

 

すると変化が。
気がつくと、犬はいつも赤ちゃんの足元か枕元にいるのです。

 

それも、目を離すと。
床に寝かした時は寄ってこないのに、私が少し台所やお手洗いに立って戻ると、必ずそばにいるのです。

 

寝心地がいい場所に寝かせるので、それでかな?
とも思ったのですが、小さくて犬が座れるスペースがない程の座布団に寝かせていても、その横にたたずんでいるのです。

 

そして、ただ座るか寝てるだけ。
ペロペロする訳でも、匂いを嗅ぐでもなく。

 

もしや、守ってるつもり?
と、家族と話していました。

 

真相は闇に包まれたままですが、この赤ちゃんの隣に行く行動は、赤ちゃんが幼稚園児になっても続きました。
守ってくれてたのかなぁ。

 

それとも、ただただ大好きで、側にいたかったのかなぁ。
どちらにしても、犬がしっかりと赤ちゃんを家族として認めてくれていたのは間違いありません。

 

 

関係の変化

 

月日は流れ、いよいよ赤ちゃんの方が、犬に関心を持ち出しました。
今度は赤ちゃんが

 

「いつも近くにいるけど、なんだ君は!!??」

 

状態です。
犬が枕元に来ると、触ったり毛を引っ張ったり、叩いたり。

 

赤ちゃんて、想像以上に力があるんですよね。
たまに犬の毛が抜けてしまって、自分の手についた犬の毛をじっと見つめていました。

 

さて、犬はどうしたでしょうか?
まさかの無反応です。

 

何をされても怒りません。
吠えません。

 

「おい。。。」

 

ってな顔で、赤ちゃんを少し見るだけ。
そして逃げもせず、毛を抜かれても顔を叩かれても、そばから離れませんでした。

 

「ごめんねー、赤ちゃんだからねー、ありがとう優しくしてくれて」

 

と、家族がいつも犬に声をかけていました。
私には兄弟はいませんでしたが、これは兄弟の関係なんじゃないかなと感じました。

 

動画のようなラブラブは見られませんでしたが、犬から赤ちゃんへの愛はひしひしと伝わってきました。
さらに月日が流れ、赤ちゃんはハイハイしたりつかまり立ちするようになりました。

 

ただ寝てるだけの赤ちゃんは卒業です。
離乳食やおやつを食べたり、音のなるおもちゃで遊んだり。

 

そして、おやつも音のなるおもちゃも、犬は大好き!
さあ、犬はどうしたと思いますか?

 

より一層兄弟らしい関係になりましたよ。
そうです、犬はおやつやおもちゃを、奪おうとするようになりました!(笑)

 

赤ちゃんが対抗する力をつけると、それに合わせて犬も遊び出したのです。
本当に、犬は利口なんだなと関心しました。

 

この頃も、赤ちゃんに向かって、噛まない吠えないは徹底されていました。

 

赤ちゃんから幼児へ、その時犬は?

 

うちの子は、2歳から保育園に通い始めました。
2歳ともなると、歩くのはもちろん、走ったりボールを投げたり。

 

女の子なのでおしゃべりも達者でした。
その頃になると、犬もだいぶ手加減しなくなってきました。

 

子供のおやつの時間には、いよいよ吠えるようにもなりました。
子供も負けじと大きな声で叫んだり、クッションを投げて対抗します。

 

2人ともいい勝負です(笑)
そして時には、子供がしつこくちょっかいを出すと、流石に

 

「うぅーーー」

 

と、唸ることはありましたが、私が

 

「だめよ、我慢して!」

 

と言うと、

 

「ちぇっ」

 

みたいな感じでそっぽそ向いて、唸るのをやめていました。
ここまで同等に近い関係になっても、犬は決して子供を噛むことはしませんでした。

 

その頃犬は、だいぶ老犬になっていて、散歩以外は寝ていることも多かったのですが、子供が保育園から帰ってきた時は、いつも大喜びしていました。
家族の話では、私と子供が帰宅する5分程前から耳をすませ、階段の前に座って待っていたとのことでした。

 

玄関を開けると、いつも尻尾をちぎれそうなくらい振って、出迎えてくれました。
そして私と子供が部屋に入ると、しばらくは子供を追いかけ回して離れませんでした。

 

スペース3

 

最後に犬が子供に教えてくれたこと

 

子供が4歳の誕生日を迎えた1週間程後に、犬は天国へ旅立ちました。
子供が体験する、初めての

 

「死」

 

です。
子供とは無邪気に残酷です。

 

犬が間も無く息を引き取るであろう話をしたときに、

 

「死んじゃうんだったら、新しい犬を飼わなくちゃね」

 

と言ったのです。
まだ

 

「死」

 

が分からず、理解できていないことをわかっていましたが、私はショックで怒ってしまったのを覚えています。
犬が亡くなった時、子供は保育園でした。

 

帰りの車で犬が亡くなったことを伝えましたが、さほどショックは受けていませんでした。
部屋に入り、息を引き取った犬に引き合わせました。

 

子供は犬をなでると、冷たさとすでに始まっていた死後硬直での硬さに驚き、大声で泣き出しました。
子供が初めて

 

「死」

 

に直面し、理解した瞬間でした。
その夜も、子供はベットに犬を連れて行き、枕元で寝かせました。

 

そして自分が読める、簡単な本を読み聞かせました。
一緒に眠る最後の夜です。

 

翌日の火葬の際も、子供はずっと泣いていました。
今でも飾ってある写真を見て、

 

「寂しいね」

 

とたまに言っています。
うちの犬は、子供が我が家にやってきた日から、優しく見守ってくれました。

 

沢山のことを子供に教えてくれ、そして最後に

 

「死」

 

を経験させてくれました。
きっとこれからも、天国から見守ってくれていると思います。

 

子供にとって、犬はこの先もずっと親友です。

 

ご購読ありがとうございました。

 

 

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