愛犬の行動から気持ちを読み取ろう!犬のボディランゲージ6選|目・しっぽ・姿勢の意味を解説
鳴いているとき、物欲しげにこちらを見ているとき、後ろ姿で何かを訴えかけているとき??「この子は今何を思っているんだろう」と感じたことはありませんか。愛犬と話はできなくても、気持ちを理解できる方法があります。耳・目・鼻・しっぽなどの各部位や姿勢から、愛犬の気持ちを汲み取ることができるのです。例えばしっぽを振っているときは喜んでいると思われがちですが、実はそうとは限りません(後述します)。今回は犬のボディランゲージの基本的な実例を解説します。

この記事の内容
@ 目を見開いて一点を見ている
普段よりも目を大きく開け一点をじっと見つめている時は、何かに注目している状態です。この時の心理状態はポジティブな場合とネガティブな場合があるため、周囲の状況をしっかり把握して見極める必要があります。
ポジティブな注目の例
飼い主がおやつやおもちゃを持っている時??「そのおもちゃで遊んでくれるの?」「そのおやつをくれるの?」という期待をしている状態です。
ネガティブな注目の例
知らない人が家にやってきた時や初めて訪れた場所では、不安と緊張が入り交じり警戒しているために目を見開いていると考えられます。周囲の状況も注視しながら心理状態を読み取ることが大切です。
A 口を閉じて静観している
@と同じく何かに注意を払っている状況ですが、口を閉じている場合はポジティブな面はなく、ネガティブな状況にあります。不安や緊張から周囲をいつも以上に警戒していることを表すボディランゲージです。
口を開けていると自分の吐息や鼻息で周囲の音が聞き取りにくくなります。口を閉じることで自分から発される音を遮断し、周囲の音に耳を傾けて警戒しているのです。このような様子が見られた時はしばらくそっとしておくか、近くに寄り添って落ち着かせてあげましょう。
B しっぽを下げている
しっぽを下げて少し腰を落としている状況です。見た通り、愛犬は不安や恐怖を感じています。初めての散歩で初めて見る車や外の景色に不安を感じ、しっぽを丸めてしまう臆病な性格の子もいます。また、人間に虐待を受けた愛犬が近づかれた時に同様のボディランゲージを見せることもあります。
周囲への不安から取るボディランゲージであり、相手に対して「降参します」という意味合いもあります。愛犬がこのような様子の時は、何に不安や恐怖を感じているのかを推測し、その要因を取り除いてあげることが大切です。

C しっぽを上げて振っている
Bとは真逆で、しっぽを上向きにして振っているのはポジティブな時に見られるボディランゲージです。気持ちが特に高ぶっている際はしっぽの振り幅も比例して大きくなり、より興奮している状態です。ボールを手にした瞬間「投げてくれるの?」おやつを手にした瞬間「食べていいの?」という期待からの興奮でしっぽを大きく振ることがあります。
注意:しっぽを振っているから喜んでいるとは限らない
しっぽを振るのは「興奮している時」であり、怒って興奮している時もしっぽを上げて振る様子が見られることがあります。しっぽを振っているにもかかわらず噛みついてくることがあるため、周囲の状況も合わせて愛犬の気持ちを判断することが大切です。
D 目を合わせない(そっぽを向いている)
一見すると怒っているように見えますが、そうではありません。愛犬が目を合わせないのは「あなたに敵意はありません」というボディランゲージです。目を合わせないことは威嚇しない(攻撃的でない)様子を相手に伝えることで、自分の身を守ることにつながっています。つまり、その場を穏便にやり過ごそうとしている時の仕草であり、叱られている時に見せる仕草でもあります。
散歩中に他の愛犬とすれ違う時に同様の仕草を見せる場合は、怖がっているのではなく「あなたと仲良くなりたいです」というアピールです。愛犬なりの友好的な近づき方です。
E 前かがみになり腰を上げている(プレイバウ)
前かがみになり腰を上げている状態は「プレイバウ」とも呼ばれ、遊びに誘っているボディランゲージです。「一緒に遊ぼう!」と積極的に相手を誘い、自分も楽しみたいという期待感に溢れている状態です。新しいおもちゃを目の前に置いた時や、他の愛犬に近づいていく時などに見られます。特に子犬の時期に多く見られる仕草です。
お腹が痛い時にも腰を上げる場合があるため、様子がいつもと違う場合は注意が必要です。
まとめ:ボディランゲージを正しく読み取ることが信頼関係の第一歩
この記事のポイント
- 目を見開いて一点を見る:ポジティブな期待かネガティブな警戒か、周囲の状況で判断する
- 口を閉じて静観:不安・緊張のサイン。そっとしておくか寄り添って落ち着かせる
- しっぽを下げる:不安・恐怖・降参のサイン。要因を取り除いてあげることが大切
- しっぽを上げて振る:興奮のサイン。ただし怒りからの興奮の場合もあるため注意が必要
- 目を合わせない:「敵意はありません」のサイン。散歩中の他の犬へは友好のアピール
- プレイバウ:「一緒に遊ぼう」の誘い。お腹が痛い時にも似た仕草をすることがあるので注意
耳の垂れ方や口元からもさらに多くのことを読み取ることができます。飼い主が愛犬のボディランゲージを正しく読み取ることが、信頼関係を深める第一歩です。
ご覧いただきありがとうございました。