ミニチュアダックスフントを迎えて大変だったこと、その特徴や習性からお話します

ミニチュアダックスフントを迎えて大変だったこと、その特徴や習性からお話します


 

●ミニチュアダックスフントの習性はじめに

 

私たち夫婦は、コロナ禍で緊急事態宣言が出ていたときにミニチュアダックスフントの5ヶ月の男の子を飼いはじめました。

 

むぎと名付けて、とても大切に育ててきました。

 

むぎとの生活は幸せそのものです。

 

夫婦それぞれ独身のときには、実家で犬を飼っていたこともありそこまで苦労することはないだろうと軽い気持ちだったのですが、飼いはじめると命を飼うとはこういうことか!

 

と大変だったこともたくさんありました。

 

大変だったことと、試行錯誤しながらもしたことをお話していきたいと思います。

 

私たちの体験談がどなたかのお役に立てますと嬉しいです。

 

 

●第1章 環境の変化

 

5ヶ月というと、人間でいうと幼稚園から小学生くらいの歳だそうです。

 

まだまだ子供なのです。

 

ペットショップから我が家にやってきて、環境の変化からなのか飼いはじめて1ヶ月は体調をよく崩していたのです。

 

むぎの場合は、吐くことが多かったのです。

 

ミニチュアダックスフントは胴が長く吐きやすい犬種でもあるようです。

 

夜寝る前の時間帯など夜間に体調を崩すことが多く、夜間の動物病院に飼いはじめの1ヶ月で3回行きました。

 

「環境が変わって体調を崩す子は多い」

 

と動物病院の先生にも言われたほどです。

 

ペットショップから迎えるときに、アニコムという保険に加入しましたが、飼いはじめから1ヶ月は全額保障だったのはありがたかったです。

 

夜間は診察料だけでも5000円ほどいりますし、吐き気止めの点滴や飲み薬で1回の診察で1万円くらいはかかっていました。

 

なぜ、診察代の高い夜に体調を崩すのかは謎でしたが。(笑)

 

自宅からわりと近いところに、夜間0時まであいている動物病院があったのも助かりましたし、アニコムの保険は迎えて1ヶ月は病院のお金を全額負担してくれると言うのもありがたかったです。

 


 

●第2章 歯の生え変わり

 

むぎを迎えたのは、生後5ヶ月でしたがこのころってちょうど歯が生え変わる時期なのです。

 

むぎを飼いはじめた次の日におもちゃやクッションに血が付いていて、慌てて病院に連れていったら歯が抜けただけだったのです。

 

そこから歯が抜ける前は痒いのか?

 

違和感があるのか?

 

むぎはおもちゃではなく、家の中のあらゆる木を噛むようになりました。

 

木製のテレビ台、タンス、家の柱などです。

 

賃貸に住んでいたので、ペット可の家とはいえ、柱など退去時にお金が発生するかもしれないと思うと気が気ではなかったです。

 

むぎを迎えて3ヶ月くらいまでは、ペットショップの人が定期的に電話をくれていました。

 

歯が抜ける時期で、あらゆる木を噛むから困ることを相談したら、馬の蹄などの固めのおやつをあげて噛ませるようにアドバイスをもらいました。

 

結果的には買ってみて、よかったのですが一つ言うなら臭いはすごいです。

 

むぎの唾液と蹄のなんとも言えないような臭いが部屋の中に充満していました。

 

この木を噛む癖は、歯が生え変わり終わると自然と止んでいました。

 

歯が生え変わって、痒くなくなったのか馬の蹄のおやつも食べなくなったのです。

 

今でもテレビ台、立て掛けの鏡、棚はむぎの噛んだ跡があるまま買い替えることなく使っています。

 

私が一人暮らしを始めるときにこだわった家具だったので、気に入っていたのもあるのですが、むぎの噛んだ跡もいい思い出のものになっています。

 

これも家具のあじなのです。(笑)

 

 

●第3章 食事の工夫

 

むぎは小麦粉のアレルギーがあります。

 

そのため、フードもグレインフリーを選ぶ必要があります。

 

そしてフードもグレインフリーなら何でも食べるというわけではなかったのです。

 

粒が大きすぎると噛みにくいのか口からポロポロ落ちるので、フード選びも一苦労でした。

 

最終的には、メディコートのグレインフリーのフードにたどり着き、3歳になった今でもそのフードを食べています。

 

フードの種類も気をつけましたが、食事の回数でも工夫しています。

 

むぎは頻繁に胃液を吐くことがあり病院に連れていくと食事の回数を分けるようにアドバイスされました。

 

ペットショップから迎えるときの説明では、食事は朝と夜の2回と言われたのですが、2回では食事の間隔があいてしまうと言われてまず私たちと同じ3回にしました。

 

それでも吐くことがあり、どこか調子が悪いのかもしれないと再び病院に連れて行きました。

 

そうしたら、夜ご飯から朝までの間隔が長いから、4回と言われました。

 

朝ごはんは7時、昼ごはんは13時、夕ごはんは18時、夜寝る前22時頃の4回に分けて食事をあげています。

 

回数を分けただけで、量は今までと変わっていないのですが、むぎは吐くことがなくなったのです。

 

●第4章 ブラッシングの重要性

 

むぎはミニチュアダックスフントのロングヘアなんです。

 

ブラックタンで黒いので冬は日に当たるととてもあたたかいですし、夏は短くすると直射日光で体温が高くなりすぎると思い、トリミングであまり短く切ることはありません。

 

長い毛も可愛いと思っています。

 

毛が長いのでブラッシングは毎日気をつけてしていたつもりだったのです。

 

しかし、耳の毛の内側は柔らかい毛でからまりやすいのです。

 

耳の表面はブラッシングでといていましたが、内側の柔らかい毛まではとけていませんでした。

 

絡まってしまい、そこからむぎが足で耳を掻いたときに引っ張られて耳がぱっくり割れてしまったんです。

 

これは飼い主のせいで夫婦で猛反省です。

 

動物病院で麻酔をかけて縫合して、エリザベスカラーを抜糸までの1週間付けることになって、むぎにはとにかく申し訳なかったです。

 

この事件以来、ブラッシングはとにかく丁寧に、内側の柔らかい毛までしっかりとするように気をつけています。

 


 

●第5章 留守番は午前中のみ

 

夫は正社員で仕事をしています。

 

だいたい朝6時に家を出て、夕方5時に帰ってきます。

 

私は週3日午前中のみのパート勤務で、あとは在宅で仕事をしています。

 

そのため、むぎの留守番は午前中だけなのです。

 

私は珍しい膠原病を持っており、たまに定期的な病院の受診が午後になることもありました。

 

留守番中はペットカメラで様子を見ていますが、午前中の留守番中はずっと寝ているのです。

 

午後の留守番だと、ずっとチョロチョロとして

 

「クーン、クーン」

 

と鳴き続けるのです。

 

そのため、病院を変えて午前中に受診出来るようにしたりと調整をして留守番は午前中のみに調整しています。

 

犬に合わせて病院にいく日の調整をするために、紹介状をかいてもらって大学病院から総合病院に変えたのです。

 

もはや生活がむぎ中心です。

 

●第6章 お金も手間もかかる

 

結論、ミニチュアダックスフントには限りませんが犬を飼うということはお金も手間もかかるから大変だということが言いたいのです。

 

お金も月々の出費でいうと

 

  1. フード
  2. 医療保険
  3. トリミング

 

などは必要になってきます。

 

年間では

 

  1. 狂犬病ワクチン
  2. 任意のワクチン
  3. ノミマダニの予防薬

 

など、何万円単位もの出費があるものです。

 

旅行に連れていけば、宿泊費ももちろんかかります。

 

お金はペットショップで迎えればもちろん、生体のお金はかかりますし、月々でそれなりに出費があるものです。

 

そして体調が悪くなれば動物病院に連れていったり、看病も必要です。

 

日々のブラッシングや食事、散歩、トイレをきれいにしたりお世話もしなければいけません。

 

むぎは朝決まった時間に起きるので、休みの日にゆっくり寝るなんてことは出来なくなりました。

 

それでも大変だとは思うことがありますが、やめられないですし、やめようと思ったことはないのです。

 

●ミニチュアダックスフントの習性おわりに

 

むぎを迎えて大変なことのほうが多いとは思いますが、それ以上に幸せなことのほうが多いものです。

 

大変でも大切な家族なので頑張れるのです。

 

それでも、しっかりと対策をしなければいけないことも多く、試行錯誤する毎日です。

 

私たちの体験がどなたかのお役に立てますと幸いです。

 

ご購読ありがとうございました。

 

 


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