犬の抜け毛がひどい原因5つと対策5選|換毛期・ブラッシング・ストレス・皮膚病・栄養不足を解説

犬の抜け毛がひどい原因5つと対策5選|換毛期・ブラッシング・ストレス・皮膚病・栄養不足を解説

 

 


 

 

愛犬の抜け毛がひどくて、常に掃除機やコロコロが手放せない……とお困りではありませんか?犬の抜け毛にはさまざまな原因があり、単なる抜け毛と思っていても思いがけないところに原因が潜んでいることがあります。この記事では犬の抜け毛の原因5つと、試してほしい対策5選を解説します。

 

 

 

犬の抜け毛がひどい!原因はなに?

 

原因@ 換毛期

 

最初に考えられる原因が換毛期です。換毛期とは犬の毛が生え変わる時期のことで、人間が季節によって衣服の厚さを変えるように、犬も冬毛と夏毛で体温を調節しています。一般的に春と秋の季節の変わり目が換毛期とされていますが、犬種によって異なります。

 

ダブルコートの犬種

犬の毛はひとつの毛穴からおよそ10本前後生えており、太い毛(上毛)と細かい毛(下毛)が入り混じっています。上毛をオーバーコート、下毛をアンダーコートと呼び、この2つの毛を持つことをダブルコートといいます。換毛期に当てはまるのはダブルコートの犬種で、春と秋ごろにアンダーコートが夏毛・冬毛へと生え変わります。
代表的なダブルコートの犬種:ゴールデンレトリバー・柴犬・ダックスフンドなど

 

シングルコートの犬種

シングルコートはアンダーコートがなくオーバーコートのみを持つ犬種のことです。換毛期という特定の時期に一気に抜けるのではなく、1年を通して徐々に生え変わるのが特徴です。
代表的なシングルコートの犬種:プードル・シーズー・マルチーズなど

 

原因A ブラッシング不足

 

ブラッシング不足も抜け毛が増える原因のひとつです。日頃からパラパラと自然に抜けた毛がそのまま皮膚にくっついて残ると、皮膚病の原因になることもあります。こまめなブラッシングで抜け毛を取り除く習慣が大切です。

 

原因B ストレス

 

ストレスでも抜け毛が多くなることがあります。犬はストレスを感じると体を執拗に舐めたり噛んだりして、その部分の毛が抜けてしまうことがあります。ひどくなると脱毛の範囲が広がることも。環境の変化や飼い主とのコミュニケーション不足はストレスの要因になるため注意しましょう。

 

原因C 皮膚病・皮膚炎

 

皮膚炎や皮膚病が原因で抜け毛が多くなることがあります。ノミ・マダニ・アトピーによる皮膚の炎症、アレルギー、膿皮症など皮膚に異常をきたす疾患は多く、多くの場合でかゆみや脱毛といった症状が出るため、異変に気づいたら早めに受診しましょう。

 

原因D 栄養不足

 

栄養不足も抜け毛が多くなる原因のひとつです。美しい被毛を保つにはタンパク質などの栄養素が欠かせません。手頃な価格のフードの中には必要な栄養素が十分に含まれていないものもあり、タンパク質不足になると被毛の毛艶が悪くなり、抜け毛が増えることがあります。

 


 

犬の抜け毛がひどい!試したい5つの対策

 

対策@ トリミング

 

 

月に1度程度はトリミングに連れて行ってあげることが理想です。トリミングは皮膚の状態を健康に保つためにとても重要で、しっかりとブラシをかけてもらうことで抜け毛を減らせます。自宅でシャンプーする場合は乾かし残しがないよう、しっかり乾かしましょう。

 

対策A こまめなブラッシング

 

抜け毛対策の基本はこまめなブラッシングです。ポイントは毛並みに沿って優しくブラシをかけること。強くかけすぎると痛みを感じたり皮膚が傷ついたりすることがあります。犬は我慢強いので多少の痛みは我慢してしまうことも。愛犬の表情を観察しながらブラッシングしましょう。ブラッシングは抜け毛対策だけでなく、毛艶の改善・血行促進にも役立ち、飼い主とのコミュニケーションにもなります。

 

対策B 服を着せる

 

抜け毛対策として服を着せることも有効ですが、着せすぎには注意が必要です。夏は熱中症のリスクがあるほか、服の素材にアレルギーがある場合もあります。また服を着ることがストレスになる愛犬もいるため、1日中着せっぱなしにせず適度に脱がせる時間も作りましょう。抜け毛対策と同時に、愛犬との時間を楽しんでください。

 

対策C 獣医師に相談する

 

病的なほど毛が抜ける場合は獣医師に相談しましょう。単なる抜け毛だと思っていても皮膚病・アレルギー・その他の疾患が潜んでいることがあります。薬による治療や継続的な通院が必要になることもあります。また皮膚病は繰り返しやすいため、原因をしっかり探り環境を整えてあげることが大切です。

 


 

 

対策D 食事を見直す

 

食事の見直しで抜け毛が改善するケースもあります。特に犬に必要な栄養素は動物性タンパク質です。タンパク質が不足すると毛艶が悪くなり、健康な毛が生えにくくなって抜け毛が増えることがあります。

 

フード選びと食事追加のポイント

  • パッケージの原材料を確認し、穀物ではなく肉などのタンパク質が主原料のフードを選ぶ
  • いつものフードに茹でた肉(牛肉・鶏肉など)を追加するのもおすすめ
  • 牛肉・鶏肉は新鮮なものなら生でも可。ただし豚肉は必ず火を通すこと
  • 肉を追加する場合は食べすぎにならないよう、いつものフードの量も調整しましょう

 

まとめ:愛犬を日々観察して抜け毛の原因に対処しよう

 

この記事のポイント

  • 換毛期:ダブルコートは春・秋に集中して抜ける。シングルコートは年間を通じて徐々に抜ける
  • ブラッシング不足:抜け毛が皮膚に残ると皮膚病の原因に。毛並みに沿って優しく毎日ブラッシングを
  • ストレス:環境の変化や飼い主とのコミュニケーション不足が原因になることも
  • 皮膚病・皮膚炎:かゆみや脱毛が続く場合は早めに獣医師へ
  • 栄養不足:動物性タンパク質が主原料のフードを選ぶことが基本
  • 愛犬を日々観察することで、放置して良いものか対策すべきものかが判断できるようになります

 

抜け毛の原因はひとつではありません。愛犬の様子をよく観察し、原因に合った対策を試してみましょう。ご覧いただきありがとうございました。

 

 


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