シーズー犬の性格と飼い方育て方を詳しく解説

シーズー犬の性格と飼い方育て方を詳しく解説


 

第一章 シーズーは人懐こく頭が良い犬種です

 

シーズーはふわふわの美しい被毛、ぱっちりした大きな黒い瞳、垂れた耳が特徴で、とても愛らしい外見をしています。

 

多少の個体差はありますが、体重は4・5sから8s前後になっており、小型犬に分類されます。

 

シーズーは非常に頭が良く、人懐こくフレンドリーな性格をしているので、初心者や高齢者でも飼いやすい犬種です。

 

飼い主さんには強い忠誠心を持っており、子供や高齢者にもよく懐くので、幼少期からしつけ、トレーニングをすることで飼いやすくなります。

 

社会性を身に付けるために、ドッグランに連れて行ったり、健康診断などで動物病院に連れていくと他の人や犬に威嚇をすることはなくなります。

 

シーズーは飼い主さん以外の人にも、懐きやすいですが、独立心が強く頑固な一面があるので、飼い主さんがリーダーシップを持ち、きちんとしつけやトレーニングをしましょう。

 

きちんとしつけをすることで、無駄吠えや噛み癖などがなくなり、マンションなどの集合住宅でも飼いやすくなります。

 

シーズーは運動が好きな活発な生活をしているので、室内でもおもちゃで遊んであげたり、1日に2回程度の散歩をさせることが大事です。

 

やや太りやすい体質なので、総合栄養食のドライフード、無添加で安全性の高いフレッシュフードなどを適量与えてあげましょう。

 

ドライフードは栄養価が高く、良質なタンパク質がたっぷりと入っており、グレインの量が少なめの商品を選ぶことが大事です。

 

適正体重を保つ努力をすることで、がんや心臓病などの重篤な病気を予防して長生きさせることが可能です。

 

シーズーの平均寿命は13歳から16歳ぐらいですが、健康管理、食事や運動に気を配ることで寿命を延ばすことができます。

 

 

第二章 シーズーはヘアカットをすることでお手入れがしやすくなる

 

シーズーはフルコートの被毛をしており、スタンダードは被毛を自然に長く伸ばすスタイルです。

 

被毛を長く伸ばしていると、毛玉が出来やすくなり、ブラッシングなどのお手入れが大変だと感じることがあります。

 

ペット美容室で定期的にヘアカットをすることで、毛玉が出来にくくなり、毎日のお手入れが楽になります。

 

カットの種類にはテディベアカット、モヒカンカットなどがありますが、季節に応じて変えてみると良いでしょう。

 

シーズーの毛色には特定の決まりなどがないため、他の犬種に比べると豊富なカラーが揃っています。

 

代表的な毛色にはゴールドホワイト、ブラックホワイトなどの2色のカラーが特徴になっており、子犬の頃に比べると成長の過程で色が変わることがあります。

 

シーズーは毛玉になりやすいので、毎日のブラッシングは欠かすことができません。

 

犬用のブラシを使って優しく丁寧にブラッシングをすることで、抜け毛を取り除いて毛に光沢や艶を与えることができます。

 

被毛を美しく保つためには、良質なタンパク質が欠かせないので、フィッシュやチキン、牛肉、馬肉などが入っているドライフード、ウェットフードなどを与えてあげると良いでしょう。

 

シーズーは短頭犬種なのでやや呼吸がしにくく、暑さに弱い傾向があるので、暑い時期は短めに毛をカットしておくと良いでしょう。

 

体温調節がしにくい犬種なので、散歩に行く時は体を冷やせるようにペットボトルの水を持参したり、保冷効果のあるペット服を着用させることが大事です。

 

シーズーは熱中症に罹りやすいため、室内飼いをするのが基本になっています。

 

暑い時期は散歩の時間を短くしたり、室内の温度、湿度を一定に保つようにして、涼しい部屋を選んでゲージを置くなどの工夫が必要です。

 


 

第三章 シーズーが罹りやすい病気は皮膚疾患、耳の病気です

 

シーズーは乾燥している地域で飼うのに向いている犬種なので、日本のように高温多湿になりがちな環境で飼う場合は、皮膚疾患に罹りやすい傾向があります。

 

皮膚疾患に罹ると体を頻繁に掻いていたり、ブラッシングをしている時に、皮膚の赤み、湿疹などの異常が出ていて気付くことが多いです。

 

皮膚疾患は目で確認ができるため、早期発見がしやすいため、ブラッシングをする時に皮膚の状態をチェックすることが大事です。

 

脱毛や湿疹、皮膚の赤み、痒みなどの症状が見られる場合は、早めに動物病院の獣医師に診察してもらい、病気を診断してもらいましょう。

 

獣医師は皮膚疾患の種類に応じた外用薬、内服薬を処方してくれるので、まずは処方された日数分はきちんと飲ませることが大事です。

 

アトピー性皮膚炎はアレルギー疾患なので、完治をするのは難しい病気ですが、アレルギーの原因になっている食材を避けることで、症状が改善しやすくなります。

 

小麦や大麦、とうもろこしなどの穀類は、アレルギー疾患の原因になるので、お米やかぼちゃ、さつまいもを使用したドッグフード、グレインフリーの無添加のドッグフードに変えることが大事です。

 

神経質な性質の場合は、フードを完全に切り替えると食欲が低下することがあるので、最初は少しずつ量を増やしていき、最終的には切り替えるようにすると良いでしょう。

 

シーズは垂れた耳が特徴なので、湿気がこもりやすく、外耳炎などの耳の病気に罹りやすいです。

 

耳が汚れている、痒みや痛みなどがある、悪臭がする場合は、早めに動物病院で耳のチェックをしてもらいましょう。

 

耳をきれいに洗浄をしてから、点耳剤を使うことで症状が改善しやすくなります。

 

 

第四章 シーズーが罹りやすい病気 尿路結石症、慢性腎不全

 

シーズーは体質的に結石ができやすい傾向があるため、尿路結石症に罹りやすい傾向があります。

 

尿路結石症は排尿時に痛みを感じやすく、尿が出にくくなり、トイレに長時間座っていることが多く、飼い主さんが気付くことが多いです。

 

総合栄養食を与えても問題はないですが、人間の食事には塩分が多く含まれているので、欲しがっても与えないことが大事です。

 

おやつはとても喜びますが、ご褒美程度に与えるようにしないと、肥満の原因になってしまいます。

 

シーズーは尿路結石症、慢性腎不全などの泌尿器疾患に罹りやすいので、普段からたっぷりと水を飲ませて上げることが大事です。

 

7歳を超えるとシニアの年代になるので、無添加で低カロリーのドッグフードに切り替えたり、病気が診断された時は療養食を与える必要があります。

 

尿路結石症は内服薬を服用したり、療養食を与えることで改善しますが、再発がしやすい病気なので生活習慣、食生活の改善が必要です。

 

シーズーは皮膚疾患、耳の病気に罹りやすいので、ノミ、マダニ駆除を行ったり、正しい耳のお手入れの方法を指導してもらいましょう。

 

日本は高温多湿になりがちな環境なので、エアコンで湿度を一定に保つようにしたり、暑い時期は熱中症対策が必要になります。

 

シーズーは好奇心旺盛で無駄吠え、噛み癖などが少なく、初心者でも飼いやすいので人気があります。

 

健康管理、食事、運動、睡眠、健康診断、血液検査などを行うことで、健康を維持して長生きさせることができます。

 

忠誠心が強く愛情深い性質を持っているので、愛情を掛けて育ててあげることで、大切なパートナーになります。

 

シーズーは独立心が強いので、お留守番が得意ですが、長時間家を空ける時はペットシッターに依頼したり、ペットホテルなどに預けてあげましょう。

 


 

シーズー犬の性格と飼い方育て方まとめ

 

シーズーは丸い大きな瞳、垂れた耳、ふわふわの美しい被毛が特徴の、とても愛らしい外見をした小型犬です。

 

人懐こく愛情深い性質を持っており、無駄吠え、噛み癖が少ないので、初心者や高齢者でも飼いやすい犬種のひとつです。

 

シーズーはフルコートの美しい被毛をしていますが、お手入れを楽にするためにテディベアカット、モヒカンカットなどがお勧めです。

 

定期的にペット美容室に通うことで、ブラッシングやシャンプーなどのお手入れが楽になります。

 

シーズーは耳の病気、皮膚疾患、尿路結石症、慢性腎不全などの病気に罹りやすい傾向があります。

 

病気を早期発見したり、生活習慣、食生活、運動、睡眠などに気を配ることで長生きさせることが可能です。

 

飼い主さんには忠誠心が強いので、愛情を掛けて育てることで大切な存在になります。

 

ご購読ありがとうございました。

 

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