チャウチャウの性格と飼い方・育て方を詳しく解説|警戒心の強い頑固な性質・熱中症対策・注意すべき病気まで
チャウチャウは中国原産の犬種で、丸く押しつぶしたような愛嬌のある鼻・しかめっ面のような表情・黒紫色の舌・ふわふわした被毛・巻き尾などが特徴で、くまのぬいぐるみのような愛らしい外見をしています。ライオンのような美しい被毛を持っていますが、見た目とは違って警戒心が強く頑固な性質を持っているため、初めて犬を迎え入れる方には向いていない犬種です。非常に頭が良い犬種ですが冷静沈着でマイペースな性格をしているので他の犬種のようによく懐いてこないことがあります。この記事ではチャウチャウの性格や飼い方・育て方について詳しく解説します。
この記事の内容
チャウチャウの性格と基本的な特徴
チャウチャウは忠誠心がある犬種なのできちんとしつけやトレーニングをすることで従順になり育てやすくなります。初めて会う人や犬などには警戒心が強いので攻撃したり威嚇をするのを避けるために生後2ヶ月頃の幼少期から社会性を身に付けさせることが大切です。動物病院で定期的に検診や診察を受けたりペットホテルに預けたりドッグトレーナーの指導を受けることで、飼い主が留守の時でもペットシッターやペットホテルのスタッフに預けやすくなります。
チャウチャウの基本プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 原産国 | 中国 |
| 体重 | 18?27kg前後(大型犬) |
| 毛色 | ホワイト・レッド・ブラウン・アプリコット・ブラックなど |
| 被毛タイプ | ダブルコート。ふわふわとした豊かな被毛が特徴 |
| 平均寿命 | 9?15年前後 |
| 性格 | 冷静沈着・マイペース・頑固・警戒心強め |
日本ではなじみが少ない犬種なのでペットショップで扱っていることが少ないため、ブリーダーを通して購入すると良いでしょう。信頼できるブリーダーのもとで育った子犬は健康管理・体調管理を徹底しているので健康な子犬を選ぶことができます。チャウチャウは被毛が多いので毛玉を防ぐためにこまめにブラッシングをしてあげましょう。

チャウチャウの暑さへの対策と目の病気
チャウチャウは古くからそり犬・番犬としての役割をしてきたので被毛が多いのが特徴で寒さには強い傾向があります。一方で犬は人間とは違って汗腺がほとんどなく汗をかいて体温を下げることができません。チャウチャウはダブルコートが多いので暑さには弱い傾向があるため、初夏から真夏にかけての時期は熱中症対策をしましょう。暑い時期は散歩の時間を短くしたり涼しい時間帯を選んだり日陰になる場所を選んで散歩をさせることが大切です。散歩中にハアハアと息が荒くなった時は涼しい場所に移動して休憩をさせペットボトルの水をかけてあげると良いでしょう。
熱中症が疑われる場合は軽度であってもその日のうちに動物病院を受診して内服薬を処方してもらったり必要な場合は注射や点滴をしてもらうことが大切です。チャウチャウは体が大きいですが暑さに弱い犬種なので室内飼いをするのが基本です。エアコンの温度や湿度を一定に保ち新鮮な水をたっぷりと飲ませてあげると良いでしょう。
チャウチャウは顔の形状から涙が出やすかったり白内障・緑内障などの目の病気にかかりやすい傾向があります。目の病気が疑われる時は早めに動物病院で診察・検査・治療を受けることが大切です。目の病気は初期段階の場合は点眼で対応できることが多いので続けてあげると良いでしょう。涙が出やすいのでペット用シートやウェットティッシュなどで優しく拭いてあげることが大切です。
チャウチャウの寿命とかかりやすい病気
チャウチャウは7歳を過ぎるとシニアの年代に入るため、がんや心臓病・慢性腎不全などの病気にかかりやすくなります。平均寿命は9?15年ほどで他の犬種と比べるとやや短いですが、健康管理・体調管理をきちんと行うことで飼い方次第では長生きできます。がんは早期発見・治療ができると体への負担が少なく費用を抑えた治療ができるため定期的に検診を受けることが大切です。ブラッシングをしたり体に触れる時などはしこりなどがないか確認をする習慣を付けましょう。
チャウチャウがかかりやすい主な病気
| 病気名 | 主な症状・特徴 | 対策・治療 |
|---|---|---|
| 白内障・緑内障 | 顔の形状から涙が出やすく目の病気にかかりやすい | 初期は点眼で対応。早期受診が重要 |
| 皮膚疾患 | 皮膚の赤み・痒み・湿疹・脱毛 | こまめなブラッシング・定期的なシャンプー。内服薬・外用薬で治療 |
| ノミ・マダニ被害 | 春?真夏に活動期。強い痒み・アトピー性皮膚炎・脱毛の原因に | 動物病院でスポットタイプまたはチュアブルタイプの駆除剤を処方 |
| シニア期の疾患(7歳以降) | がん・心臓病・慢性腎不全などにかかりやすくなる | 定期的な健康診断・血液検査 |

チャウチャウのフードの選び方と与え方
チャウチャウの健康を維持するためには栄養バランスが良く消化吸収の良いフードを選ぶ必要があります。筋肉や内臓・被毛を作るためにチキンや牛肉などの良質なタンパク質は欠かせません。ドライフードを選ぶ時は栄養バランスが良く高タンパク・低脂肪の総合栄養食を与えてあげると良いでしょう。夏ばてなどで食欲不振気味の時は水分量の多いウェットフード・半生タイプのフードを与えてあげることが大切です。ウェットフードや半生タイプは香りが良く嗜好性に優れているので食欲がない時でも食べやすくなります。
去勢・避妊後はホルモンバランスが崩れやすくなり太りやすくなるので体重管理をきちんとしてあげることが大切です。肥満気味になると心臓病やがんなどの病気のリスクが上がるので去勢・避妊後向けのフードを選びましょう。1日に決められた量を与えてあげたりフードに飽きている時はトッピング用のふりかけをかけると食べやすくなります。アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患を持っている場合は小麦や大麦・とうもろこしなどの穀類を使用していないグレインフリーのフードを選んであげると良いでしょう。獣医師やブリーダーにチャウチャウの飼い方・フードの選び方のアドバイスを受けておくと安心です。
まとめ
チャウチャウはしかめっ面のような表情・ライオンのような見た目・ふわふわした美しい被毛が特徴で愛らしい犬種です。頑固でマイペースな性格を持っているため初心者向きの犬種ではないですが、生後2ヶ月頃から社会性を付けることで忠誠心が強くなり育てやすくなります。
チャウチャウ飼育のポイントまとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 体重 | 18?27kg前後(大型犬) |
| 飼育環境 | 室内飼い推奨。暑さ対策を徹底する |
| 被毛ケア | こまめなブラッシング・定期的なシャンプー |
| 注意すべき疾患 | 白内障・緑内障・皮膚疾患・シニア期の生活習慣病 |
| 平均寿命 | 9?15年前後 |
| 向いている飼い主 | ある程度の飼育経験がある方。初心者には不向き |
チャウチャウの食事の与え方・健康管理の方法・かかりやすい病気などを参考にしていただけると幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。