先住犬ゴールデンレトリバーと、あとから来た黒のラブラドールレトリバー系のミックス犬との楽しい生活

先住犬ゴールデンレトリバーと、あとから来た黒のラブラドールレトリバー系のミックス犬との楽しい生活


 

 

はじめに

 

ワンちゃんを飼っている飼い主さんとワンちゃんの出会いはなんでしたか?
ペットショップでの出会い、ブリーダーさんでの出会い、知り合いから譲り受けたり…

 

今回は私の愛犬が家族になるまでのエピソードをお話しします!

 

 

愛犬との出会い

 

当時11歳だった私が愛犬

 

「ブラック」

 

と出会ったのは約8年半前です。
出会いは保健所でした。

 

私の母親の知り合いが保健所で職員をしていて当時ブラックを紹介してもらったのが私とブラックの出会いです。
ブラックの母親は2011年3月11日に発生した東日本大震災で保護犬となってしまいました。

 

保護された当時母犬のお腹が膨らんでいることに職員が気づき、検査したところ妊娠していることが発覚しました。
出産した後は先述した通り、母親の知り合いに

 

「紹介したいワンちゃんがいる」

 

と紹介をしていただきました。

 

愛犬が家に来てくれるまで

 

ある日の夜にお試しということで2〜3時間の短い時間でしたがブラックが遊びに来てくれました。
当時我が家には先住犬のゴールデンレトリバーのオスがいました。

 

ブラックを引き取る最重要事項として、この先住犬との相性でした。
ゴールデンレトリバーは社交的という印象がありますが、幸いに我が家のゴールデンレトリバーも社交的な性格でした。

 

ブラックもはじめこそは先住犬に対してあまり近寄らずに警戒心を出していましたが、しばらく観察をしていると家の中を走り回るほど仲良くなっていました。(笑)
こうして我が家でブラックを引き取る運びになりました。

 

元々ゴールデンレトリバーを飼っていたので、準備にもそこまで苦労はせず、新たな小屋や新たな首輪・リード、新たなえさ用・水用の皿、子犬用のえさなどをそろえました。

 

ついに!!
ついに我が家にブラックがやってきました!

 

家に入った途端覚えていたのかとてもテンションが上がっていました。

 

落ち着く前にゴールデンレトリバーとじゃれあい始めたので、とりあえず2匹を離して落ち着かせようと手を出した瞬間、ブラックの歯が右手の中指と薬指の間に当たりブラックの入居早々流血事件が起こりました…

 

じゃれあっているわんこ達に軽率に手を出してはいけないと小学5年生にして私は学びました。

 


 

 

家に来てから

 

@ 最初すること!

 

新しくやってきたワンちゃんにすることと言えば、そう、名前を決めければなりません。
(市役所への申し出などは親がやってくれています。)

 

ということで名前の話し合いが家族で始まりました。
初めから「ブラック」と書いていましたがブラックになった経緯はいたって単純でした。

 

実は、お試しで家に遊びに来たときは「色が黒い」というところから「クロちゃん」と呼んでいました。
THE安直。

 

正式に家に来てからも私は

 

「クロちゃん」

 

と呼んでいたのですが、母親に

 

「クロちゃんは安直すぎてかわいそう」

 

と言われました。

 

「ブラックはどう?」

 

と母親が行ったとき、誰もが思ったでしょう。

 

「ブラックも安直じゃない?」

 

と…
しかし、次の一言で私以外の家族(父親・姉)は賛成しました。

 

「ジャックとブラックでブラックジャックじゃん」

 

と。
先述しているゴールデンレトリバーの名前は

 

「ジャック」

 

だったのです。
私の家族(主に父親と姉)は手塚治虫の

 

「ブラックジャック」

 

が大好きだったのです。
ということで新たにやってきた愛犬の名前は

 

「ブラック」

 

になりました。
ブラックはミックス犬ですが、顔は何となく洋犬(ラブラドールレトリバーの黒)な気がしているので、今思うと「クロちゃん」よりは「ブラック」でよかったと思います。

 

また、ブラックという名前のおかげで散歩中に出会うご近所さんに名前を覚えてもらえることが増えました。
なるべくワンちゃんの名前は簡単なものにしたほうがいいでしょう。

 

A 変わったことは?

 

ブラックがやってきてから生活は変わりました。
元々一匹いたとはいえ、ジャックは毎日散歩をする習慣がなかったです。

 

基本的に土日や両親の帰りが早い日のみでした。
私や姉も散歩をしたかったのですが、ゴールデンレトリバーのオスは小学生が散歩をするには力が強すぎたのです。

 

実際に私がジャックと家の前を散歩していたとき、思っていた力よりはるかに強い力で引っ張られ、信じられない転び方をしました。
家の前で車が通らない場所だったので私の怪我だけで済みましたが、この事故が大通りだったらと思うと今でも怖くなります。

 

話はブラックに戻りまして、ブラックは家の中でトイレができませんでした。
これは日本犬によくあることで、自分のテリトリーを汚せない性質があるようです。

 

そこでブラックの散歩は誰が中心になってやるかと話し合いになりました。
しかし、ラックを引き取りたいと親に話したとき私は自分から

 

「私がやるから飼いたい」

 

と親に話していたので私が散歩を担当することになりました。
次の朝から私の生活は激変しました。

 

朝は学校に行く直前に起きていたのが、1時間早く起きて朝の散歩に行くようになりました。
学校から帰ってきてからはいつもお菓子を食べていたのにその日からはすぐに夜の散歩に行くようになりました。

 

この習慣は特別な予定がある日以外は大学進学で実家を離れるまで約8年半続きました。

 

 

ワンちゃんを飼うということ

 

ワンちゃんを飼いたいと言うのは簡単ですが、飼うことは思っているより大変です。

 

@ 費用面

 

単純にお金がかかります。
えさ代に加え、狂犬病予防のための

 

「狂犬病ワクチン」

 

を年に一度必ず接種しなければいけません。
この他にも義務ではないですが、接種を進められているワクチンが何種類もあります。

 

また人間が具合悪くなったり、怪我したりした場合は市販されている薬を使えば治る場合がありますが、ワンちゃんの場合はそうはいきません。
病院に行って診察をしてもらって薬をもらわなければいけません。

 

この際にも費用は毎回かかります。
この他にもワンちゃんを家族に迎え入れることの大変さは費用面で最初に感じることだと思います。

 

A 悲しいけれど…

 

また、ワンちゃんと人間の寿命は違います。
ブラックが我が家にやってきた一年半後にジャックが5歳9か月に病気で亡くなってしまいました。

 

まだ若かったこともあり、病気の進行が早く、病気が発覚してから亡くなるまでが本当に早かったです。
もっと早く病院に連れて行ってあげていればと後悔してもしきれない後悔ばかりが残りました。

 

しかし、この後悔があるからこそ今日の私は

 

  1. 「ブラックの異変は絶対に見逃さない」
  2. 「ジャックが残してくれたものを手放さない」

 

と心に決めました。

 


 

 

最後に

 

ここまで私のエピソードを読んでくださりありがとうございます。
色々話してきましたが、ワンちゃんのいる生活は本当にかけがえのない宝物です。

 

ワンちゃんを飼いたいけど飼えない方はペットショップで外から眺めてみるだけで幸せな気持ちになれます。
ワンちゃんを飼うと決めている方もいると思いますが、子犬について書いてある本は一冊手元に準備して読み込んだほうがいいと思います。

 

その他に、迎え入れる予定のワンちゃんが犬種のはっきりしているワンちゃんでしたら、その犬種専用の本もあるといいです。
特に子犬は少しの変化で体調を崩してしまうことがあります。

 

本を読んで知識があれば

 

「今○○だから〜〜してあげれば改善するかもしれない」

 

と余裕をもって接してあげられます。
ワンちゃんは飼い主さんの気持ちを読み取るのが得意です。

 

不安な顔をすればワンちゃんも不安になってしまいます。
飼い主さんはネガティブな気持ちにならないようにしましょう。

 

そして今、愛犬がいる方は一日一日を大切に過ごしてください。

 

ご購読ありがとうございました。

 

今回のお話「先住犬ゴールデンレトリバーと、あとから来た黒のラブラドールレトリバー系のミックス犬との楽しい生活」の続き記事へ

 

 


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