ミニチュアダックスフントの3歳の男の子と私たち夫婦2人との幸せな生活
●我が家のミニチュアダックスフントはじめに
我が家は夫婦2人とミニチュアダックスフントの3歳の男の子と暮らしています。
夫と私は2人とも独身のときにはすでに亡くなってしまいましたが、それぞれ犬を飼っていたこともあり動物好きです。
しかし、結婚して犬を飼おうという話は交際していたときには一度もなかったのです。
そんな、夫婦が犬を迎えて今の幸せだと思える生活についてお話していきたいと思います。
●ミニチュアダックスフントとの出会い
私たち夫婦は、歳の差12歳の夫婦で妻である私は珍しい膠原病をもっており、可能性がないわけではないんですが子供は難しいかもしれないと病院で言われてしまいました。
不妊治療もしましたが結果は伴わずお金もたくさん使っていたので心身ともに疲れてしまっていた頃は、ちょうどコロナで緊急事態宣言で外出も自粛される世の中のときでした。
買い物でたまたま寄ったホームセンターのペットコーナーで、ミニチュアダックスフントの5ヶ月の男の子が目に入ったのです。
ガラス越しですが、指を匂おうとする仕草が可愛くて抱っこさせてもらいました。
その時には、抱っこだけで帰宅しました。
というのも、私たち夫婦はペットが飼えないアパートに住んでいたので飼うつもりはなかったのです。
次の週にも夫婦で出かけて
「先週のあの子可愛かったよね、もう売れちゃったかな」
と話になって見に行ってみたらまだいたのです。
もう一度抱っこさせてもらうと
「クーンクーン」
と甘えて鳴いたのです。
ペットコーナーのスタッフも
「こんな甘えるの初めてみました」
とびっくりしていました。
この子と家族になりたいと思い、契約さえしてもらえたら飼える環境になるまで最長で3ヶ月は預かれるとのことだったので、住むところも決まっていなかったですが、すぐクレジットカードでミニチュアダックスフントを購入しました。
今思えば、思いきった行動でした。
その足ですぐに不動産屋に行って、運よく物件が見つかって引っ越しも次の週に見積もりを取りました。
私たち夫婦の休みが平日であること、緊急事態宣言中だったこともあり、引っ越しはミニチュアダックスフントを購入してから2週間後に出来たのです。
引っ越しをしたその日に、ミニチュアダックスフントを迎えに行って一緒に暮らし始めたのです。
●犬を迎えたことで変わった生活
私は次に犬を飼ったら
「むぎ」
と名前をつけるとなぜか決めていたのです。
夫は特に名前にはこだわりがないようだったので、私の希望の通りミニチュアダックスフントはむぎになりました。
むぎを迎えてからは、私たち夫婦の生活はむぎ中心となりました。
可愛い雑貨が好きで、部屋の中は雑貨屋さんのようだったインテリアもむぎにとっては危険もあるかと思い、床やむぎの届くところには極力物を置かず、部屋は常に片付けるようになりました。
ずぼらな私たち夫婦ですが、犬の毛は毎日抜けるようで1日2回は自動掃除機で掃除しなければ、毛がたくさん落ちています。
休みの日には、むぎを飼うまでは2人で昼までベッドでゴロゴロすることも多々あったんですが、犬の朝は早く太陽が昇るとともに起床です。
雨の日以外は散歩も欠かせません。
朝が早起きとなったので、夜も自然と早寝になり、とても規則正しい生活になったのです。
ある意味、健康的な生活にむぎのおかげで改善されたともいえます。
食事は私がだいたい作っていますが、作るのが面倒臭い日には外食もよくしていました。
週1〜2回はしていましたが、むぎが来てからは留守番をさせるのが嫌で、夜の外食はまったくしなくなりました。
お金が浮くと思うかもしれませんが、そんなことはないのです。
今まで外食に使っていた費用が、むぎの費用になっただけで家計のお金の総額はまったく変わっていないのです。
私は週3日、午前中だけパートに出かけて昼に帰ってきます。
残りの週4日はパートがないので、在宅でライターやハンドメイドの商品の販売をネットでしています。
結婚してから夫の扶養に入ったのでパートでしたが、むぎを飼う前は週5日くらい仕事に行っていました。
むぎを飼ってからは、留守番が長いのは心配なので週3日にパートを減らしたんです。
その減らした分、ライターやハンドメイドの商品の販売をして収入は変わっていません。
むぎは、私たちと生活していく上でリズムが確立してきたようで、朝散歩に行ってご飯を食べて、午前中はだいたい寝ています。
午後もご飯を食べて、昼寝もしますが私と遊んだりもします。
午前中と午後は寝てくれているので、その間にパートにいくもしくは、仕事を在宅でするようにしています。
午後から留守番をさせることがほとんどないので、少し家を出るだけで不安になるのかそわそわしてしまうようです。
留守番のときには、ペットカメラを各部屋に置いているので、映る場所にいるときには様子をみることも出来ています。
むぎを迎えて、一度だけ夕方留守番をさせましたがいつもしない時間の留守番は落ち着かないようなので、極力家にいるようになりました。
●犬とともに生きる生活
むぎの人生は、長くても20年ほどだと思っています。
その間に仕事などすることもありますが、できるだけ側にいたいと思っています。
犬がいたら行ける場所も限られると思っていましたが、確かにそういう考えもあります。
しかし、犬と行ける場所も意外と多く、その犬と行ける場所を選んで行くようになったんです。
むぎとどうしても行けない場所といえば、スーパーです。
食料品の買い出しについては、ネットスーパーを利用して自宅の玄関先まで配達してもらっています。
日用品はホームセンターで買っています。
私の住んでいる場所にあるホームセンターは、犬用のカートがあり一緒に買い物が出来るのです。
服や雑貨などは、アウトレットパークが抱っこかカートに乗せれば店内に連れて入れるのでだいたいアウトレットパークで買い物をします。
外食はテラス席がペット可のお店を選んでいます。
だいたいの買い物は、通販で買えるのでむぎと暮らしはじめて、連れて行くか通販やネットスーパーで済ませるという買い物の方法になりました。
むぎは子供のいない私たち夫婦にとっては子供と同然なので、置いていくという選択肢はないです。
私たち夫婦は旅行も大好きでよく出かけていますが、もちろんむぎも旅行に連れて行っています。
今までだと、食事内容や観光地に近い場所、口コミが良さそうな場所などで宿泊先を探していましたが、まず犬と泊まれて部屋に露天風呂があって、できれば部屋食、ペットのご飯もある宿泊先を探します。
もちろん口コミもある程度は気にしますが、犬のことを前提に宿泊先を探していきます。
いい宿泊先が見つかったらその宿泊先に近い犬を連れていける観光地などのいける場所を探し、旅の計画を立てていきます。
旅行に行くときに車のほうが他人に吠えることなく、むぎもストレスなく過ごせるので車でいきますが、車で行くときにまずチェックするのがサービスエリアです。
人間だけだと、お土産やフードコートなどが充実しているところで良いのですが、ドッグランのあるサービスエリアを調べてむぎのトイレも出来るようにと考えて調べます。
どちらかといえば、犬が中心の旅行ですが、それでもむぎと一緒だから楽しいと思っています。
●犬のお陰で夫婦仲も良く
もともと夫婦仲は悪いほうではないのですが、私と夫は年齢が12歳離れており共通の話題もほとんどないのです。
喧嘩をしたことがあるわけではありませんが、不妊治療でお互い疲れきっていたこともあり何となく距離を感じていたこともありました。
そんなときに我が家にやってきてくれたむぎは、甘えん坊でマイペース、気まぐれなところもありますが夫婦の話の中心です。
ベッドの真ん中でヘソ天で寝ていたり、おもちゃで遊ぶ姿は本当に可愛くて、夫婦で写真をスマホで撮りまくりです。
むぎを迎えてから、ネットスーパーや通販での買い物が中心となっているので、買い物の話題も良くするようになりました。
また、旅行が好きなのでYouTubeで犬を連れて旅行している人の投稿をみては、次に行きたい場所や旅のプランの話題にもなり夫との話も尽きません。
むぎを迎えて一緒に暮らし始めてから、生活のリズムや行動の範囲が変わりましたが、とても幸せに楽しい毎日を過ごしています。
夫婦とむぎでこれからも仲良く暮らしていきたいと思います。
ご購読ありがとうございました。
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