犬と一緒に食べてもいい食べ物とは?NGな食べ物5選・OK野菜・OK果物を一覧で解説
今やペットとして当たり前の存在の犬は、人間が初めて家畜化した動物と言われています。かつて野生で暮らしていた犬は肉食動物でしたが、人間と暮らすようになり雑食化していきました。栄養バランスの改善や動物医療の発達により、1980年代に5?6歳前後だった犬の平均寿命は現在12?15歳と大きく延びています。今回は犬に与えてよい食べ物、逆に与えてはいけない食べ物についてまとめます。

この記事の内容
重要:愛犬の食べ物について
犬は食べることを自ら制限する行動ができません。人間が正しく理解し、食べてよいかどうかを適切に管理することが飼い主の責任です。与えてよいものでも与えすぎは有害になることがあります。迷った場合や誤って食べてしまった場合はすぐに獣医師に相談してください。
絶対に与えてはいけない食べ物5種
あげてよい食べ物を見る前に、まず命の危険に及ぶ可能性がある食べ物を確認しておきましょう。
@ チョコレート・カフェイン
チョコレートに含まれるカカオ成分・カフェイン・テオブロミンは犬にとって有毒な成分です。食べてしまった場合、嘔吐・下痢・のどの渇き・腹部不快感・元気消失・筋肉の震え・不整脈・高熱・痙攣などの症状が現れ、最悪の場合死に至ります。cocaパウダーなどカカオ成分を含むものはすべて危険です。お茶などカフェインを含む飲み物も同様に危険です。
A ぶどう・干しぶどう
フルーツだから大丈夫と思いがちですが、ぶどう(干しぶどうを含む)は犬の腎機能に障害をもたらす危険があります。排尿障害や尿毒症により最悪の場合は3?4日で命を落とすこともあります。腎臓は一度機能を失うと回復が難しい臓器です。絶対に与えないでください。
B アルコール
犬の体はアルコールを分解できません。ほんの少量でもアルコール中毒に陥ります。高熱・嘔吐・過剰なパンティングなどの症状が見られた場合はすぐに獣医師に相談し、自己判断で様子をみてはいけません。
C キシリトール
犬がキシリトールを摂取すると急激に血糖値が低下し、死に至ることがあります。ガム1粒に含まれる量でも命に関わる危険があるという研究結果があります。命が助かっても肝機能障害や運動障害が残る場合があります。ガムのポイ捨ては絶対にしないようにしましょう。
D ネギ類・にんにく
ネギ類は血栓を作り死に至ることがあります。にんにくはネギ類の5倍以上のリスクがあります。怖いのは食べてすぐに症状が出ないことで、数日後に突然死することも珍しくありません。長ネギ・玉ねぎ・エシャロットなどネギ類はすべて危険です。
与えてもよい野菜
どんなに体に良い野菜でもあげすぎはよくありません。加熱が必要な場合もあります。適切な方法で適切な量を守りましょう。

キャベツ
やわらかい葉の部分は生でも問題ありません。硬い芯は茹でて柔らかくしてからあげましょう。食物繊維・ミネラル・ビタミンが豊富で、抗酸化作用による免疫力向上・整腸・便秘解消・骨粗しょう症の予防効果が期待できます。
白菜
成分の95%が水分ですがビタミンが豊富な野菜です。葉も芯も食べられますが、消化をよくするためにさっと湯がくのがおすすめです。人間用のスープや鍋料理からあげるのは避けてください。また腎機能障害がある場合はカリウムが多いため与えないようにしてください。
キュウリ・トマト
キュウリはほとんどが水分です。トマトのリコピンは抗酸化作用に期待できます。あげすぎると軟便になるリスクがあるため少量ずつ与えましょう。
さつまいも
食物繊維が豊富で排便を促してくれます。ペットショップでもさつまいものおやつが売られているほど、愛犬に人気の野菜です。
その他、レタス・ブロッコリー・かぶ・かぼちゃ・ニンジン・じゃがいもなども与えてよい野菜です。噛み切れる硬さに小さく切ってあげましょう。
与えてもよい果物
与えてもよい果物は以下の通りです。
いちご・りんご・バナナ・キウイ・パイナップル・メロン・みかん・オレンジ・スイカ・柿・梨・アセロラ・クランベリー・ブルーベリー・カムカム・クコの実・アサイー・ブラックベリー・カシス・さくらんぼ・栗・桃・マンゴー・ライチなど
パイナップルなど繊維質の強い果物はのどに詰まる危険があるため注意が必要です。いちごは犬の歯の健康を助けると言われており、柔らかく食べやすいため人気の果物です。
注意:みかん・桃・パイナップルなどの缶詰は砂糖が多く使われているため与えてはいけません。あげるのは生のフルーツのみにしましょう。
まとめ:犬には犬の食べ物を基本に
この記事のポイント
絶対にNG:チョコレート・カフェイン、ぶどう・干しぶどう、アルコール、キシリトール、ネギ類・にんにく
与えてよい野菜:キャベツ・白菜・キュウリ・トマト・さつまいも・レタス・ブロッコリーなど(適量・適切な調理法で)
与えてよい果物:いちご・りんご・バナナなど(缶詰はNG・生のものを少量ずつ)
与えてよいとされるものでも多量に与えると有害になることがあります。少量ずつ与え、アレルギーなどの異変が出ないか確認しながら与えましょう。もしも誤って与えてしまっていつもと様子が違う場合は早急に獣医師に相談してください。
犬には犬に合った食べ物があることを忘れずに。正しい食生活で愛犬の健康寿命を延ばしていきましょう。ご覧いただきありがとうございました。