愛犬とのコミュニケーションに役立つおもちゃの種類と特徴を詳しく解説!

愛犬とのコミュニケーションに役立つおもちゃの種類と特徴を詳しく解説!


 

皆さんは普段愛犬とどのようにコミュニケーションをとられていますか?

 

お散歩に行ったり一緒にお昼寝をしたり、遠出をして広い敷地で思う存分走ったり。

 

犬は飼い主と一緒に何かをすることが大好きです。

 

飼い主もまた愛犬の喜ぶ姿が見たい、もっとコミュニケーションをとって愛犬が今何を考えているのか知りたい、仲良くなりたいと思っているはずです。

 

そんな時には犬が興味を持って遊べるおもちゃが効果的です。

 

犬のおもちゃにはぬいぐるみやボール、ロープなど多種多様な種類があります。

 

 

噛むおもちゃは飼い主とのコミュニケーションにも一人遊びにも有効

 

犬はそもそも噛むことが好きな動物で特に子犬は歯が永久歯に生え変わる時期のむずがゆさからあらゆる物を噛んでしまいます。

 

クッションやスリッパなど、犬を飼われたことがある方であれば誰もが悩まされた経験をお持ちだと思います。

 

そのままにしておくと家中の家具や噛んではいけない物まで噛んでしまう危険もあるのでしつけの意味も兼ねて子犬期から噛んで遊べるおもちゃを使ってトレーニングをすることが大切です。

 

ロープ型は遊びながらストレス軽減やデンタルケアもできる

 

ロープ型のおもちゃは飼い主と引っ張り合って遊ぶことで絆も深まり、グッと力を入れて噛むことでストレスも軽減されます。

 

更に噛むことにより歯の歯垢を落とし唾液が出ることで口の中の汚れを除去してくれる効果もあります。

 

幼少期は噛むことで顎を丈夫にし、シニア犬には噛むことが脳に良い効果をもたらすとも言われています。

 

一方を人が持つ側、もう一方は犬がくわえやすいようなリング形やぬいぐるみがついている物などバリエーションも豊富です。

 

また多頭飼いされているご家庭では犬同士で引っ張り合って遊ぶことができるのも魅力のひとつです。

 


 

テイルティーザーで犬本来の狩猟本能を満たす

 

いわゆる犬用の猫じゃらしで釣り竿のような形状で端にぬいぐるみがついているおもちゃです。

 

犬には狩猟本能があり獲物を追いかけ捕まえたいという気持ちがあります。

 

飼い主が竿を揺らしてぬいぐるみを生きている動物に見立てて操ると犬は夢中になって捕まえようとします。

 

捕まえた時の噛み心地やピュッピュという音により犬の狩猟本能をリアルに満たすことができます。

 

ロープ型と同様に飼い主とのコミュニケーションにも役立つおもちゃですが、犬が夢中になって興奮しすぎてしまうこともあるので飼い主主導でコントロールしてあげることが大切です。

 

一人遊びには嗅覚を刺激する骨型おもちゃも有効

 

一人遊びに適したおもちゃであれば、骨型のおもちゃも犬は大好きです。

 

ミルクや木の香りがするものなど犬の嗅覚を刺激する要素があると夢中になって噛むので、一人でのお留守番も寂しさを感じず過ごすことができるでしょう。

 

ボールやフリスビーのおもちゃで運動不足を解消

 

小型犬であれば家の近所の散歩でもそれなりの運動にはなりますが、梅雨の時期など散歩がままならない時もあると思います。

 

そんな状況が続けば大型犬であればなおさら運動不足を感じるでしょう。

 

そういう時はボールやフリスビーのような投げられるおもちゃでレトリーブ(投げてとってこい)を教えることで犬も楽しく運動ができ、飼い主とのコミュニケーションにも役立ちます。

 

ボールは噛むと音がするものも犬の聴覚に良い刺激を与えより興味をそそります。

 

初めの間はボールを追いかけて噛むことはしても持ってきて飼い主に渡すことはできません。

 

レトリーブを教えるにはまずロープ型の先にボールがついたおもちゃで犬が噛んでいる状態から

 

「ちょうだい」

 

を教えて噛むのをやめさせる練習から始めることが重要です。

 

ドッグランなど広い敷地で走ってボールを追いかけることは犬にとって何よりも幸せな時間と言えるでしょう。

 

 

これがあればお留守番時間も平気?夢中になれる知育おもちゃ

 

お留守番をする時間が長い犬にとってもおもちゃはとても重要なアイテムです。

 

飼い主がいなくても寂しさを感じずお利口に過ごせるように考えられた色々なおもちゃが存在します。

 

そのいくつかは知育おもちゃと呼ばれるもので、よく知られているのはおやつを入れた容器を噛む、転がすことによっておやつが出てくるというものです。

 

犬はおやつが食べたくてどうやったら出てくるかを考えて行動するようになります。

 

頭と体どちらも使って遊ぶことができるので、お留守番時間が長い犬も飽きずにおとなしく飼い主の帰りを待つことができるでしょう。

 

また飼い主とゲーム感覚で遊べるおもちゃもあります。

 

飼い主が犬に内緒でおやつを隠し、においを頼りに探し出すようなものです。

 

一緒に遊ぶことでコミュニケーションがとれるのはもちろん、おやつを見つけられた犬を褒めてあげることで絆も深まります。

 

その他おもちゃその物が自動でランダムな動きをして犬の関心を引き、飽きさせずに一人遊びができるものもあります。

 

おもちゃを選ぶポイントは?

 

ショップやネットでも多種多様なおもちゃが販売されていますが、何を基準に選ぶべきか迷うこともあると思います。

 

おもちゃの素材や犬のサイズ・年齢によっても適したものとそうでないものがあるので注意が必要です。

 

@犬のサイズに合わせて選ぶ

 

小型犬に大型犬用のぬいぐるみなどを与えても咥えて振り回すには重すぎて歯や顎を痛める危険があります。

 

また扱いづらさからおもちゃに興味を示さなくなる犬もいます。

 

逆に大型犬に小型犬が遊ぶような小さなおもちゃで遊ばせようとすれば、咥えたタイミングで口にすっぽり入ってしまい誤飲してしまう危険があります。

 

おもちゃには対象になる犬の体型が記載されているので購入時は必ず確認するようにしましょう。

 

A犬の年齢に合わせて選ぶ

 

子犬・成犬・シニア犬によっても適したおもちゃは異なります。

 

成犬に比べると子犬やシニア犬は噛む力がそこまで強くありません。

 

あまり固い素材でできたおもちゃは顎や歯茎を傷める可能性もあるので、噛んで壊れないくらいの強度を備えながらも噛み心地はソフトなものを選んであげましょう。

 

また子犬期における誤飲事故の発生件数は成犬の4倍以上と言われています。

 

歯の生え変わる時期は特に噛むことに夢中になりやすいので気を付ける必要があります。

 

安全に遊ぶことができるおもちゃのサイズは口を開けた状態よりも少し大きめのものです。

 

また噛んでとれやすいボタンのような装飾がないものの方が安心して遊ばせることができます。

 

ぬいぐるみは噛んでいるうちに縫い目が広がって糸のほつれや中綿が出てしまうなど誤飲につながる可能性が高いおもちゃです。

 

できるだけしっかりした縫製の物を選ぶようにしましょう。

 


 

犬用おもちゃを使って愛犬との健やかな毎日を手にいれましょう

 

犬がおもちゃで遊ぶことは運動不足解消やストレス発散のためだけではありません。

 

遊びに夢中になっている時は飼い主の指示にも集中して耳を傾けています。

 

そのため遊びながら

 

「まて」

 

「おすわり」

 

といった基本のしつけを行うにもとても有効です。

 

こうした遊びを通して犬は飼い主との向き合い方を学び、飼い主は犬の健康状態を把握し成長を見守ることができます。

 

愛犬の健康を守るため、おもちゃはこまめに洗って清潔な状態で遊べるようにしましょう。

 

犬は日々成長し力も強くなります。

 

噛んで破損する危険がないかおもちゃのメンテナンスを怠らないようにすることも飼い主の責任です。

 

大切な家族の一員である愛犬と健康で楽しい毎日を送るためにも、犬のおもちゃでたくさんコミュニケーションをとりましょう。

 

ご購読ありがとうございました。

 

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